確実に減るよ


下の資料の司法修習生の費用の項目の「実務修習旅費」の項目は、
平成28年度 1年次生、2年次生共に1810人
平成29年度 1年次生、2年次生共に1800人
平成30年度 1年次生1500人、2年次生1600人
と書かれている。
歳出概算要求書は、司法修習生の人数をおおよそ決定して予算を要求しているはず。
したがって、上の人数は司法修習生の採用予定人数を多めに見積もったものと考えられる。
1年次生、2年次生というのは、会計年度が4月スタートなのに対して、修習が12月スタートになるためであろう。すなわち、2年次生が前年度採用の修習生、1年次生が今年度採用予定の修習生を表していると推察される。

ご存知の通り司法試験の合格者数は
平成28年、29年と1500人〜1600人の間となっている。そして概算要求書に記載されている数は1800人程度。
それが平成30年度は1500人となっている。
すなわち、合格者数も200人〜300人ほど減少すると考えられる。



裁判所所管
平成30年度歳出概算要求書
http://www.courts.go.jp/vcms_lf/H30gaisanyoukyuusyo.pdf

平成29年度歳出概算要求書
http://www.courts.go.jp/vcms_lf/H280909isaisyutu.pdf

平成28年度歳出概算要求書
http://www.courts.go.jp/vcms_lf/H270911isaisyutu.pdf