常松は在籍する慶大法学部政治学科でトップクラスの成績を誇り、TOEICスコアは990点満点をたたき出す。
就職活動では最難関のゴールドマン・サックスの内定を得ながら、野球部では練習を欠かさず4番に上り詰めた。

かねて関心を寄せられてきた大リーグのカブスから、マイナー契約の正式オファーを受けた。

まさに文武両道の頂点。

自らのキャッチコピーを「夜の安打製造機」とした。

「試合中にスタンドから『昼も頼むぞ』と言われたこともありました」と笑った。遊びも、野球も、学業も、就活も常に全力投球。