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創業者の瓦葺利夫が、1966年(昭和41年)に東京都練馬区羽沢の住宅街に「中華飯店 松屋」を開業したのが始まりである。なお、この店は1969年(昭和44年)に閉店した。

この店がなかなか軌道に乗らなかったこと、商店街で商売を試してみたかったこと、専門誌で紹介されていた「何時屋」の「ぶっかけ」という牛丼に衝撃を受けたこと、そしてすでに牛丼のチェーン販売をしていた吉野家の味に感銘を受けたことなどにより、瓦葺は牛丼の研究を重ねて独自の味を完成させた[4]。

そして1968年(昭和43年)6月[5]、東京都練馬区栄町(江古田駅北口)に、牛めし・焼肉定食店「松屋」1号店として[5][6]松屋江古田店を開店[5]。この店舗は「松屋江古田店」として現存し[7]、店内には「松屋1号店 江古田店 松屋の歴史はここから始まった」と書かれた掲示と[5]、松屋の歴史を解説したパネルが展示されている[5]。