Chatは流行り出した当時はモダンだから、よくわからんがなんだか素晴らしいものだぞ、と多くのエンジニアが錯覚した
でも実際に使ってみると思うようにいかず、昔ながらのバグトラッキングシステム、議事録、レビュー記録票などといったレガシーな方法論の方が、情報の保存、検索性という観点で優れていた事に誰もが気が付いたら
なので次第にChatへの過度な期待は薄れ、失望に代わっていった
Chatは議論の場や、過去の記録を置く場所ではなくなり、単に通知や雑談をする場所、という理解が広まった
さらに言うと、今では通知はOSの標準機能になったので、Chatの通知にこだわる意味もなくなった
なので今日では、Chatは主に雑談をするためのツールになったのである
未だにChatで議論をしている案件は"ヤバイ"

雑談が生産性にどう寄与するかは、まだ答えが出ていない
仕事に集中できなくなり生産性が下がるという意見も、ストレスや悩みの発散になって生産性が上がるという意見も、ある
なのでChat自体の導入は、その案件のポリシー次第だ
議論、記録、検索と分けて考えれば、まあ、悪くはない