まともな知能を持っていれば
人の(一時的な)記憶力は物理的に決まっていて
それは頭がよかろうと平凡であろうと大差はないと知っている。

頭は鍛えればよく働くが、やはり肉体構造上、処理できる情報量には限界がある。
限界を超えたとき、脳細胞は死滅する。
脳細胞は生まれてからは増えないそうだが、一時的記憶のための脳細胞は例外的に増える。
だから、頭が悪い奴でも鍛えれば頭がよくなる。
回復するためには回復期間を受容してくれる社会と家庭が必要。

複雑なことを頭の中でで処理できる人間は
複雑なものを単純化して考えているからこそ可能になっている。

複雑なことを本当に複雑なまま考えると、将棋のように1手差すだけで何時間も考える必要がある。
ほとんどの事柄は将棋ではない。
とりあえず打ってみて、失敗したと思ったら「まった」と叫んでやり直せばいい。