JR東日本434駅で一時券売機停止 同機種925台の使用を中止
http://www.sanspo.com/smp/geino/news/20150228/acc15022801540001-s.html

 JR東日本は27日、券売機にトラブルが発生し、関東を中心に10都県の434駅に設置している同機種925台の使用を中止したと発表した。
北陸新幹線や上野東京ラインの3月開業に伴い、プログラム修正をしたのが原因。27日夜から順次発売を再開し、28日の営業開始からは通常通り利用できる。

 JR東によると、トラブルがあったのは黒色の「多機能券売機」と呼ばれる機種。27日早朝の営業開始時から、乗客が切符を購入しようと硬貨を入れた後、
取り消しボタンを押しても返金されなくなった。

 JR東は北陸新幹線などが開業する3月14日にダイヤ改正を予定。これに向け、27日未明に券売機の操作画面などのプログラムを修正した際、
不具合が生じたのが原因だった。

 10都県は福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、静岡。一部の券売機で硬貨が返ってこないという申告が相次いだことから、
午前10時半ごろ、一斉に使用を中止した。(共同)