Dvorak配列の考案当初は日本語入力について考慮されていなかったため、
日本語入力する際は弱点もいくつかある。

1.か行(k)が打ちづらい
 →Dvorakは「き、け」を含めたか行をcで打つ、またはkとcを交換するのが一般的
2.拗音(y)が打ちづらい
 →DvorakJPの拗音拡張機能をmayuで実装すれば、逆にyが非常に打ちやすいキーと化す
3.左手63%で右手37%、と多くの人が不器用な左手を多用させられる
 →kとyを上記のような対応にすれば問題なし

なんだかDvorakにするのをためらうような3つのデメリットが並んだが、どれも簡単に解決するし、
何よりQwertyならこれ以上のデメリットが考えれば考えるほど大量にでてくるという事実。

4.特に拗音拡張機能を利用した場合について、ほとんどのタイピングソフトが使えない
 →mayuを使えば問題なし
5.ショートカットキーが非常に打ちにくい
 →猫まねき、またはmayuを使えばショートカット時だけQwertyのまま使用することができる

人によってはかなり痛いであろうデメリットが2つあるが、これも示されたソフトさえ使えばすぐ解決する。

以上の5つがDvorakの日本語入力での弱点であるから、これを全て解決すれば、
英語にも日本語にも究極的に最適化されているプログラマーのための最強の配列となる。
(この表現は決して大げさなモノではない。使ってみれば絶対に分かるはず)
…日本語入力での5つの弱点全部が未解決だとしても、Qwertyよりよほど良いのは言うまでもないのだけど。