>>571
ファンの劣化→異音が出たり正常に回らなくなる事がある、回転数が落ちたり停止してる場合は冷却不足によりサーマルスロットリングや熱に弱い製品(半導体全般、HDD、コンデンサ等)の寿命低下が加速したりそれに伴う不具合の原因に
グリスの劣化→発熱するパーツとヒートシンクとの間に空気層ができて効率よく熱を伝える事ができずサーマルスロットリングの原因に(酷い状態だとCPU温度が高くなりすぎてPCが起動しなくなる)
電源の劣化→最大出力が低下したり電圧が不安定になりさまざまな不具合の原因に、寒い時期に起動しにくくなる原因にも(電源の劣化が原因による不具合の頻度が増えたら残りの寿命が短い可能性大)
CMOS電池残量の低下→起動が不安定になったり正常に起動しなくなる原因に
SSDの空き容量やTrim不足→(Trim不足、特にDRAMキャッシュレス製品)書き込み速度低下の原因に、低残量でウェアレベリング増加に伴う寿命の低下、「空き容量≦仮想メモリ使用量」となった場合動作が不安定になる原因に(HDDも同様)
HDDのデフラグ不足や空き容量の低下→(デフラグ不足)読み書き速度の低下、空き容量低下による読み書き速度の低下(通常は外周の領域から使用する為で内周は外周の約半分の速度、ソフトで対策可能)
ケーブルや端子の劣化→速度低下、接触不良、電力供給不足、不安定な動作の原因に
水冷装置の劣化→中の冷却液が蒸発して少なくなり空気が入る事により冷却性能が低下し空気の増加に伴い騒音値も増加(装置によっては冷却水の注ぎ足しが可能)
掃除不足→埃が積もってヒートシンクに直接風が触れない、または風の通り道が塞がれて冷却効率が下がりサーマルスロットリングの原因に、ヒートシンク のフィン間の隙間が狭い製品やシロッコファン搭載のGPUは要注意、埃の増加に伴う静電気や湿気の増加により不具合やカビの原因に

ブースト時の微減を含むとサーマルスロットリングは発生しやすいと言えるけど、省電力化が進んでいるので体感するレベルのパフォーマンス低下になる事は少ないかも(特定のパーツ構成の場合は除く)
SSDやHDDの項目は劣化とは違うけれど低残量で使用しているとかなりパフォーマンス低下するけど体感しやすい場面が多いかどうかは人による(DRAMキャッシュレスでSLCキャッシュ+QLCのNVMeSSDだと10%程度までパフォーマンス低下する事も)