原田日銀委員:債務超過は一時的、資本注入必要ない−批判に反論
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-06-01/OQULSG6S972801

日銀債務超過論の不毛
https://www.newsweekjapan.jp/noguchi/2017/05/post-9.php

最初の原田日銀委員の言ってることが全て。
>日銀の財務が悪化し債務超過になったとしても、「一時的であり、別に問題もないし、資本注入も必要ではない」
>「日銀は利益を最大化することを目的としている組織ではないので、利益を考えて金融政策を行うわけではない」
>債務超過となったとしても「理論的に考えても現実的に考えても、何も心配する必要はない」
>中央銀行には通貨発行益があるため、「長期的に損失を負うことによる危険など存在しない」
>「中央銀行の損益が赤字かどうかを気にしてお札を使う人がいるだろうか」

通貨発行ができる日銀が資金繰りに困るわけないし、赤字で債務超過になっても潰れない。
利益最大化ではなく、融システムの保護や国家の物価水準を調整するために存在し、そのために
お金の増減やコントロールができる公的機関が、お金によって活動が制約されることなど原理的にない。

市場がそう認識せすに国債暴落・金利高騰、円の投げ売りによる超円安・海外への資金逃避に
動いたとしても、パニック的な一時的な動きになる可能性がほとんどだろう。
市場はそこまで馬鹿じゃないし、中央銀行には勝てない。