まあ、そういうことで、あまり急ぎません。時々新しいのをつけ加えて行こうと思います。
そういうゆっくりしたペースでやりながら、『ビジュアル』で培った「読解力」をメンテナンスしてゆきましょう。

「建前」上途切れている『ビジュアル』とのリンクを復活させることで、この本の持つポテンシャルを引き出せたらいいなぁ、
・・・と今の所ぼんやりとイメージしている感じです。

この本の後半部分「構文と訳出」は、両方読み終わった人間から見ると、『解釈教室』の本編解説を revise したものだということが分かると思います。
伊藤先生に時間があったなら、『解釈教室』の本編もこの線で改訂されていたでしょう。
残念でなりませんが、ここにこういう形で置かれているだけでも幸運だったのかも知れません。

『解釈教室』読了後の“副読本”という位置づけで本書『テーマ別』を読んだ方もいるのでしょうが、そういう指摘が皆無なのが寂しいですね。