0267大学への名無しさん2018/05/19(土) 00:00:53.44ID:9aSSdtfc0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 57-2】 ・The Egyptians also believed in ...: believed は「(存在や価値を) 信じる」と教えられます。 この前読んだ『和文英訳の修業』では「(存在を) 信じる」となっていました(笑)。面白くてよくそれを当て嵌めて楽しんでます。 エジプト人は来世の存在を信じ、身体を適切に保存すれば、魂はその世界で生き続けられると信じていたようです。 人の死を悼む心が彼らにもあったのがよくわかります。ミイラにばかり興味を向けないで。
・The word mummy comes from an ancient Egyptian word meaning tar: ミイラ(mummy)は「タール」という意味の古代エジプト語が語源のようです。 分詞修飾のmeanは分詞構文のmean を扱った[50-2 (>>196)]で詳しく書きました。 「〜という意味の」で取りあえずわかります。構文だったら「〜という意味で」で意味は掴めます。
・the face of the dead person, and for very important people, this mask was ...: A and B です。もう「呼吸」は掴めましたか?
・The embalmed body of the dead person was buried together with things: 日用品を一緒に埋葬しようと考えたのは古今東西みな一緒なのがわかります。
・... things that the person ..., and which he would ...: 関係詞節で結ばれています。先行詞はthings。関係詞で揃えるのが多いようですが、この様に違う場合もあるようです。 先行詞は共通のもの、即ち「生きている間に使っていたもの」と「来世も必要とすると思われるもの」があるわけではないことは要注意。
・Some of the tombs in which ...: 普通に言えばピラミッドってやつだと思います。S [S+V] V は言うだけ野暮でしょうか?
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 58-1】 課題文はサイン・ランゲージ。焦点は「H(=S)+V ... M1」。 伊藤記号の極致のようなすごい式です。関係詞の前にある先行詞が、修飾語その他のために遠く離れることが今までもしばしばありました。 その行き着くところ、文の主語を修飾する関係詞が述部のあとから出てくる文があります。記号も極致なら、先行詞も極地にあるというオチ。 Nothing should be done in a hurry that can be done slowly. 「ゆっくりできることならどんなことでも、いそいでやってはならない」 本文。 ・It is often possible to ...: 「〈人が〉...できる[できない]」という意味を「人」を主語にして示す形容詞はable [unable] で、It is ... to―の形をとる時は、possible [impossible] です。 I am able [unable] to go there. It is possible [impossible] to go there.
・... to make known what one wants ...: No. 57 で、He can make the uncommon common. Or he can make uncommon the common. をやったばかり。S+V+C+Oの形。 one は一般人称の代名詞、he はそれを受ける代名詞。 文法的意味合いは違いますが、読んでいる時の感覚は V+M+O とちょっと似ていると感じるのは気のせいでしょうか?
・... to make known ←{by means of gestures / without the use of words} { what one wants and what he is thinking about} 文構造を巧く表示できるでしょうか・・・。V ... M の形。 0270大学への名無しさん2018/05/19(土) 07:30:33.97ID:88Z43k210 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 58-2】 ・There are many gestures which are ... and which almost...: >>264 でやったばかりの関係詞の反復。こちらは関係詞をそろえた普通の形。
・understand that he means "no," just as well as if ...: just は as well as を強める副詞。as well as は本来の比較。 When one shakes his head on being asked a question we understand wellと We [would have] understood well if he had spoken the word を較べているのだと考える (ちょっと難しめか?)。並べるのは難しいが意味は簡単にわかるだろう。 「質問されるとき首を横に振るのを見れば、『いいえ』と相手が言った場合とちょうど同じように、『いいえ』の意味であることが分かる」
・More than a hundred gestures have been noted which school boys and school girls sometimes use to express ideas. 今回の焦点。which の先行詞は先頭の主語 More than a hundred gestures。
・... a few of these would not be understood unless ..., or unless ...: 「it had been previously arranged that ... はit is p.p. that ... 」と何の解説も書いてありませんが、 形式主語でit is ... that の ... 部分が p.p.もしくは形容詞の時、形式主語の構文、といきなり決めつけてまず狂いはないというあの神の予言の話です。 この根拠も含めて、【V2 31-3】(40スレ No. 957) に書いてあります。 (arranged that) they should be used with a special meaning. 「提案」や「取り決め」の内容を表わすthat節の中では「...するように」の意味でのshouldを使います、として例文があります。 cf. It was proposed that we should do it at once. 「すぐにそうすることが提案された」 しかし最近の英語とくにアメリカ英語では「仮定法現在」がよく使われます。 236. He proposed that we postpone the meeting until Friday.(『実践ロイヤル』暗記用例文300) 「彼は,会議は金曜日まで延期しようと提案した」 この236. は He said, "Let's postpone the meeting until Friday." を間接話法にしたものでもあります。 0271大学への名無しさん2018/05/19(土) 07:31:17.54ID:88Z43k210 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 58-3】 ・This sign ..., would not be understood without explanation: 仮定法です。if節にあたるのは without explanation の所。
Home Room: If I had followed your advice then, I would not be suffering like this now. 「あの時、あなたの忠告に従っていたら、いま、こんなに苦しみはしないのに」 というIf 節は仮定法過去完了(過去の反実仮想)なのに帰結節は仮定法過去(現在と反対の帰結)になるという文は、 仮定法の文法解説書に必ず載っているものです。
同じ形ですが、別の意味を持つものを課題文を改変してG君が作って見せてくれています。 Perhaps a few of these would not be understood if they had not been explained. 「おそらく、そのうちのいくつかは、すでに説明されていなければ理解できないだろう」 この文は現在完了の反対を仮定して、その帰結を示している文章になる。というのは Perhaps a few of these are understood because they have been explained. 「おそらく、そのうちのいくつかは、すでに説明されてしまっているから理解されている」 という文は正しい文で、この文と同じ構造の現在と反対の仮定をしたら、上の文になるのです。
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 58-1】 課題文はサイン・ランゲージ。焦点は「H(=S)+V ... M」。 伊藤記号の極致のようなすごい式です。関係詞の前にある先行詞が、修飾語その他のために遠く離れることが今までもしばしばありました。 その行き着くところ、文の主語を修飾する関係詞が述部のあとから出てくる文があります。記号も極致なら、先行詞も極地にあるというオチ。 Nothing should be done in that can be done slowly. 「ゆっくりできることならどんなことでも、いそいでやってはならない」 本文。 ・It is often possible to ...: 「〈人が〉...できない」という意味を「人」を主語にして示す詞はable [unable] で、It is の形をとる時は、possible [impossible] です。 I am able [unable] to go there. It is possible [impossible] to go there.
・... to make known what one wants ...: No. 5 で、He can make the uncommon common. Or he can make uncommon the common. をやったばかり。S+V+C+Oの形。 一般人称の代名詞、 それを受ける代名詞。 文法的意味合いは違いますが、読んでいる時の感覚は V+M+O とちょっと似ていると感じるのは気のせいでしょうか?
・... to make known ←{by means of gestures / without the use of words} { what one wants and what he is thinking about} 文構造を巧く表示できるでしょうか・・・。V ... M の形。 0275大学への名無しさん2018/05/19(土) 09:49:16.17ID:9aSSdtfc0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 58-2】 ・There are many gestures which are ... and which almost...: >>267 でやったばかりの関係詞の反復。こちらは関係詞をそろえた普通の形。
・understand that he means "no," just as well as if ...: just は as well as 副詞。as well as は本来の比較。 When one shakes his head on being asked a question we understand wellと We [would have] understood well if he had spoken the word を較べているのだと考える (ちょっと難しめか?)。並べるのは難しいが意味は簡単にわかるだろう。 「質問されるとき首を横に振るのを見れば、『いいえ』と相手が言った場合とちょうど同じように、『いいえ』の意味であることが分かる」
・More than a hundred gestures have been noted which school boys and school girls sometimes use to express ideas. 今回の焦点。先行詞は先頭の主語 a hundred gestures。
・... a few of these would not be understood unless ..., or unless ...: 「it had been previously arranged that ... はit is p.p. that ... 」と何の解説も書いてありませんが、 でit is ... that の ... 部分.もしくは形容詞の時、形式主語の構文、といきなり決めつけてまず狂いはないというあの神の予言の話です。 この根拠も含めて、【V2 31-3】(40スレ No. 957) に書いてあります。 (arranged that) they should be used with a special meaning. 「取り決め」の内容を表わすthat節の中では「...するように」の意味で使います、として例文があります。 cf. It was proposed that we should do it at once. 「すぐにそうすることが提案された」 しかし最近の英語とくにアメリカ英語では「仮定法」がよく使われます。 236. He proposed that we postpone the meeting until Friday.(『実践ロイヤル』暗記用例文300) 「彼は,会議は金曜日まで延期しようと提案した」 この236. は He said, "Let's postpone the meeting until Friday." を間接話法にしたものでもあります。 0276大学への名無しさん2018/05/19(土) 09:50:05.33ID:9aSSdtfc0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 58-3】 ・This sign ..., would not be understood without explanation: 仮定法です。if節にあたるのは without explanation の所。
Home Room: If I had followed your advice then, I would not be suffering like this now. 「あの時、あなたの忠告に従っていたら、いま、こんなに苦しみはしないのに」 というIf 節は仮定法過去完了(過去の反実仮想)なのに帰結節は仮定法過去(現在の帰結)になるという文は、 仮定法の文法解説書に必ず載っているものです。
同じ形ですが、別の意味を持つものを課題文を改変してG君が作って見せてくれています。 Perhaps a few of these would not be understood if they had not been explained. 「おそらく、そのうちのいくつかは、すでに説明されていなければ理解できないだろう」 この文は現在完了の反対を仮定して、その帰結を示している文章になる。というのは Perhaps a few of these are understood because they have been explained. 「おそらく、そのうちのいくつかは、すでに説明されてしまっているから理解されている」 という文は正しい文で、この文と同じ構造の現在の仮定をしたら、上の文になるのです。
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 59-1】 課題文は人間とその他の動物の情報伝達の違い。焦点は「S+V,[S+V],(S+V)ののまとめ」。 『ビジュアル』で何度も顔を出した「S+V,[S+V],(S+V)の組み合わせ」もフィナーレです。 この枠組みは前身『ルールとパターン』では「パターン」と呼ばれていました。 私も意識的に"括弧"つきで「パターン」と呼んできました。だってその方が indicate しやすいですから(笑)。 フィナーレといっても、もうこれで終わったという訳ではなく、あなたのアタマの中にある"「伊藤回路」のパーツ"として、すでに発動しているはずです。 この枠組みに新しく追加する事項はない、なぜならそれはあなたのアタマの中ですでに作動し、必要な自己強化をするであろうから、ということです。 さて本文。 ・Man alone is able to convey precise information ...: convey する機械は日本語化して「(ベルト)コンベアー」って言いますね。 世界初の電気ベースはウッドベースと違いフレットがついていて、音程が「正確」precise だったので、"プレシジョン(Precision)"という商品名になりました。 speech は「話、言葉」が中心の意味で、結婚式などの「スピーチ」は派生的な意味。 leisure は「余暇」が中心の意味で、余暇に行う娯楽の「レジャー」はこれまた派生的。 苦情を述べるのはcomplain で「クレーム」ではありません。 claim は「…であると主張する、言い張る;〈自分のものだ・当然の権利だ〉と〈物・事・金〉を要求する」という意味です。 輸入される過程で意味が随分ずれてしまった外来語があります。
・... to his fellows through speech: [to his fellows] [through speech] 2つの M は V にかかります。 0281大学への名無しさん2018/05/19(土) 11:28:59.85ID:88Z43k210 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 59-2】 ・But although only he, when hungry, can ask for the particular food he wants ...: 反射的にalthough [S+V] S+V が出るとわかるはずです。そういうのを「伊藤回路」といってみたんですが、大袈裟でしょうかね? only he, when hungry, can ask for →ここで[S+V] の「予想」を「修正」し、[S (S+V) V] に when (he is) hungry,と補い can ask for... と読んでいきます。 the particular food の particular は precise と並んで、人間と動物が異なる点を示す大事なキーワードになっています。 the particular food he wants 関係代名詞の省略もしくは接触節。だからここまでの「予想」を細かく「修正」すると although [S+V] S+V ⇒although [S(S+V)V] S+V ⇒ although {[S(S+V)V](S+V)} S+V となります。階層が深くなりすぎたので{ }を臨時で使いました。 ただ、階層が深くなって括弧をどんどん増やしても見にくくなるだけ。 多くはS+V 2つ、一部は3つのの組み合わせの応用で何とかなります。 局所局所に2つ、又は3つの組み合わせを適用し、「修正」すればいいわけです。
・many other animals can show that they are hungry, and ...: although {[S(S+V)V](S+V)} S+V はさらに although {[S(S+V)V](S+V)} S+V[S+V] となるのですが、こうしてみたところで、煩雑なだけで、読解の役には立ちません。 その後も線 (line) に沿って行きましょう。 and のところで、「ははん、A and (M) B だな」と思います。伊藤先生の解説では B の接続ポイントは文法的には3か所あるわけです。 ただ、意味を取りながら読んでいれば迷うことはないと思います。 以下に接続ポイントを [ 、Mの部分を( )で示します。 many other animals [can [show that they [are hungry, and (to that extent) have a language or means of communication. 0282大学への名無しさん2018/05/19(土) 11:31:58.84ID:88Z43k210 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 59-3】 ・The difference between ...: ここも、読みながらのパターンの「予想」と「修正」やってみましょうか。 The difference between ではじまり is, therefore, that whereas ... で、 S+V [(S+V)S+V] を予想します。 正確にはis that でS+V [S+V] を「予想」するのですが、whereasと接続詞が連続して出たとこで「修正」が入り [ ] 内の S+V が (S+V) S+V に修正されるわけです。 (S+V)を読んでいる最中に or other sign that it is ...で ( ) 内が更に S+V [S+V] になっていることに気付きます(「修正」)。 that はshow that の名詞節を導くthat。V+M+O で O が節になって長くなっているため順序が変わっています。 更に読んでゆくと、psysical state―such as hungry ... ここでsuch as 以下は例示で、後の―がたぶん出てくるはず、と思います。 ―man is able to ... に到って、「あぁ、これでいい」(「確認」)と思います。 and to indicate でto express と等位接続し、to indicate の目的語がnot only ... but (also) 〜 の形で2つ続きます。 途中show のところの V+M+O に気付かないと、other sign that ... と同格名詞節に読んでしまう危険がありますね。
Home Room では最後の to indicate に連なる 2つの not only ... but 〜 計4つの目的語の節のうち終わりのひとつ to indicate of what he is afraid という形の話が出てきましたが、これは既に説明してあります。40スレの【V2 24-2】(40スレ No. 589) を見てください。
・ここで「パターン」について少し触れておきます。S+Vが 2つの組み合わせは、3つしかありません。 S+V [S+V], [S+V] S+V, S [S+V] V の3つ。当たり前です。 この主節・従属節にS+Vがさらに加わり複雑化して、「パターン」が増えていくわけで、3つの組み合わせはもっと多くなるのですが、 3つの組み合わせの中にひとつだけ質的に異なるものがあります。わかりますか? S+V [S+V] [S+V] です。 主節に対して従属節が2つ並列に並び、どちらも主節のVを修飾します。 この型は S+V+M+M とか V ... M として説明された文の M が節 (S+V) である場合で、他の直列的な「パターン」と質が異なります。 【V2 2-1】(40スレ No. 38) で伊藤先生が『ルールとパターン』の始めの方でおっしゃっていた、 3つまでマスターしてしまえば、S+Vが4つになっても、3つのときまでの考え方で何とか理解できる という「パターン」の要点の話を書きましたが、その核心はこういうことです。
・なお、「[55]と並んで、この問題が出来れば受験生としては1級の力だね。」ということだそうです。 私もおかげさまで、スラスラできるようになっています m(_ _)m 0283大学への名無しさん2018/05/19(土) 11:52:27.57ID:88Z43k210 59番に出てきた、 a lamb will bleat, a lion will roar, a dog will fawn ... などの、 a+「名詞(単数形)」は、the+「名詞(単数形)」と並んで代表単数などと呼ばれ、「〜(というもの)は」という意味になります。
なお the+「名詞(単数形)」の方は 堅い学術調の文章に使われ、〈発明品〉か〈動物〉か〈体の部分〉に使われることが多いようです。 5番に出てきた代表単数the nightingale も The nightingale comes to England in April. He is a plain-looking bird. とナイチンゲールの生態に関する内容でしたね。 0284大学への名無しさん2018/05/19(土) 14:47:54.74ID:9aSSdtfc0 (>>276 からのつづき)
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 59-1】 課題文は人間とその他の動物の情報伝達の違い。焦点は「S+V,[S+V],(S+V)ののまとめ」。 『ビジュアル』で何度も顔を出した「S+V,[S+V],(S+V)の組み合わせ」もフィナーレです。 この枠組みは前身『ルールとパターン』では「パターン」と呼ばれていました。 私も意識的に"括弧"つきで「パターン」と呼んできました。だってその方が indicate しやすいですから(笑)。 フィナーレといっても、もうこれで終わったという訳ではなく、あなたのアタマの中にある"「伊藤回路」のパーツ"として、すでに発動しているはずです。 この枠組みに新しく追加する事項はない、なぜならそれはあなたのアタマの中ですでに作動し、必要な自己強化をするであろうから、ということです。 さて本文。 ・Man alone is able to convey precise information ...: convey する機械は日本語化して「(ベルト)コンベアー」って言いますね。 世界初の電気ベースはウッドベースと違いフレットがついていて、「正確」precise だったので、"プレシジョン(Precision)"という商品名になりました。 speech は「話、言葉」が中心の意味で、結婚式などの「スピーチ」な意味。 leisure は「余暇」が中心の意味で、余暇に行う娯楽の「レジャー」はこれまた派生的。 苦情を述べるのはcomplain で「クレーム」ではありません。 claim は「…であると主張する、言い張る;〈自分のものだ・当然の権利だ〉と〈物・金〉を要求する」という意味です。 輸入される過程で意味が随分ずれてしまった外来語があります。
・... to his fellows through speech: [to his fellows] [through speech] 2つの M は V にかかります。 0285大学への名無しさん2018/05/19(土) 14:49:47.50ID:9aSSdtfc0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 59-2】 ・But although only he, when hungry, can ask for the particular food he wants ...: 反射的にalthough [S+V] S+V が出るとわかるはずです。そういうのを「伊藤回路」といってみたんですが、大袈裟でしょうかね? only he, when hungry, can ask →ここで[S+V] の「予想」を「修正」し、[S (S+V) V] に when hungry,と補い can ask for... と読んでいきます。 the particular food の particular は precise と並んで、人間が異なる点を示す大事なキーワードになっています。 the particular food he wants 関係代名詞の省略もしくは節。だからここまでの「予想」を細かく「修正」すると although [S+V] S+V ⇒although [S(S+V)V] S+V ⇒ although {[S(S+V)V](S+V)} S+V となります。階層が深くなりすぎたので{ }を臨時で使いました。 ただ、階層が深くなって括弧をどんどん増やしても見にくくなるだけ。 多くはS+V 2つ、一部は3つのの組み合わせの応用で何とかなります。 局所局所に2つ、又は3つの組み合わせを適用し、「修正」すればいいわけです。
・many other animals can show that they are hungry, and ...: although {[S(S+V)V](S+V)} S+V はさらに although {[S(S+V)V](S+V)} S+V[S+V] となるのですが、こうしてみたところで、煩雑なだけで、読解の役には立ちません。 その後も線 (line) に沿って行きましょう。 and のところで、「ははん、A and B だな」と思います。伊藤先生の解説では B の接続ポイントは文法的には3か所あるわけです。 ただ、意味を取りながら読んでいれば迷うことはないと思います。 以下に接続ポイントを [ の部分を( )で示します。 many other animals [can [show that they [are hungry, and (to that extent) have a language or means of communication. 0286大学への名無しさん2018/05/19(土) 14:51:51.99ID:9aSSdtfc0 59番に出てきた、 a lamb will bleat, a lion will roar, a dog will fawn ... などの、 a+「名詞(単数形)」は、the+「名詞(単数形)」と並んで単数などと呼ばれ、「〜(というもの)」という意味になります。
なお the+「名詞(単数形)」の方は 堅い学術調の文章に使われ、〈発明品〉か〈動物〉か〈部分〉に使われることが多いようです。 5番に出てきた代表単数the nightingale も The nightingale comes to England in April. He is a plain-looking bird. とナイチンゲールの生態に関する内容でしたね。 0287大学への名無しさん2018/05/19(土) 15:17:31.38ID:9aSSdtfc0>>279 〜 >>283 ID:88Z43k210 さん、 あなたには、もはや人間として最低限の誇りもプライドもないのですねぇ〜 恥を知りましょうね ┐(´∀`)┌ 0288大学への名無しさん2018/05/19(土) 21:26:39.13ID:uJ7vBrHa0 (>>283 からのつづき)
【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 60-1】 課題文はa bricklayer 煉瓦職人の半生といった内容、しんみりさせられます。焦点は「関係副詞の省略」。 ここでの焦点の内容は大半【V2 28-5】(40スレ No. 796) で書いてしまいました。あちら (伊藤、ピーターセン、江川から厳選です) の方がこちらより包括的なので (^^; 参考にしてください。 本文。 ・When I was younger, I considered myself fortunate fortunate to be a bricklayer: 比較級で「もっと若かった頃」、I considered myself fortunate ... は第5文型、O+C の Nexusを含む文 【V2 10-2】(40スレ No. 215)。 myself を I にして、I was fortunate to be a bricklayer. を読み取ります。
・It was a skilled occupation from which ...: 前方照応のit(= a bricklayer)。from which はルール3を適用して I derived much artistic pleasure from the skilled occupation.
・I found the job itself pleasurable ...: itself は all とともに同格の代名詞の代表(→「文法篇」p. 549 Ch. 8 5. (4))
・The latter aspect: 「後者」。late の比較級。late には2つの比較変化があり、 "時間"の方が late - later - latest / "順序"の方が late - latter -last です。中学校の知識だけど、ちょっとあやふやな人もいるかも。
・At the time I felt this the government had ...: 関係副詞の省略と説明されています。 その通りですが、これと転用接続詞のthe moment, every timeなどがとる文型が形式的には全く変わらないのは要注目。 0289大学への名無しさん2018/05/19(土) 21:27:28.52ID:uJ7vBrHa0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 60-2】 ・Slum dwellers, I thought, ought to be served first: 挿入です。挿入について以前簡潔にまとめました(挿入の基礎知識)。リンク貼っておきます。
・a housing plan that was supposed to help ...: are supposed to ... は「... と考えられている」という文字通りの意味だけでなく、「ことになっている」のようなもっと強い意味を表すことがあります。 Review 1は前の意味。ここでは後者。
・As I've grown older, the job has become more monotonous ...: 「つれての as」。主節や従属節に、change, increase, develop など"変化"を示す動詞や "比較級" (more and more)が出てくるのがこの用法のas の目じるし。 詳しくは以前にまとめたasの文法をご参照ください。リンク貼っておきます。
・Perhaps age has something to do with it. The word ought to have something to do with the census. の時に一度出てますね。「... と多少の関係がある」。
・The employers treat me as a means to an end, seldom as a person: 前置詞の as は「... として」の意味だけと思って可。一方上に出てきたように接続詞のas は意味が多彩で、用法もそれぞれに特徴があります。 a means 「手段」はいいとして an end に「目的」の意味があるのは辞書でチェック。終点ですからね、目的の意味はあっておかしくないですね。 0290大学への名無しさん2018/05/19(土) 21:28:16.21ID:uJ7vBrHa0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 60-3】 ・Something to be thrown away ...: 同じ使い方がありましたね。No. 48 の Infancy is not a blessed state to them, but something to be grown out of and escaped from as quickly as possible. の所の something to be grown out of / (something to be) escaped from です。S→V関係であること、受動態の形の不定詞であること、Hが something であること、全部共通ですね。 この部分は前とThe employers treat me as something to be ... と繋がりますが、慣れてないと気がつかないかも。
・Society does not seem to appreciate my efforts nor can I get any pleasure ...: nor can I get ... は否定の副詞+v+S+V
・My job could quite easily be done by machines: 仮定法で if 節に相当するものはby machines。その後直説法 (現実を表わす) で and often is by concreting techniques と書いて、 「機械にやらせることは容易にできるだろうし、コンクリート工法で現にやっている」という表現法。
・I have sold my skill, if it can still be called that, to whoever pays highest: to whoever pays highest がsold にかかることを (すなわち V ... M) 直前のコンマが示しています。 このようなコンマの意味に関しては以前まとめたことがあります。リンク貼っておきます。
555 : 大学への名無しさん2016/04/17(日) 22:00:29.65 ID:4AjR1ZM90(池沼回路) >>547 On my entrance into the room って、おかしくない? force an entrance into the house で「家に押し入る(=break into the house)」 という表現はあるけど、enterは通常他動詞として使われて、enter the house だよね。 だから、on+動名詞〜 のこの句でinto は変だと思うんだけど・・・。
『ルールとパターンの英文解釈』の終着点から更に20題、遂に『ビジュアル英文解釈』の終着点にたどり着きました。 さあ、まずは本文に目を通しましょうか。 ・Many a man complains bitterly that ...: many a ... 「多くの ... 」〈古い文語的表現で云々…〉」と多くの本に書かれています。 英作文には使わないほうが無難ですが、読み物には出てくる表現なので知っておくべきだと思います。単数扱いになります。 昔のフォークソングに、Many a day with you I've rambled countless hours with you I've spent ... なんて感じの哀しいラブソングがあったような気がします。
・Many a wife feels that her husband is all reason: 大昔、「それは危険だ」がなぜ "It's dangerous." なのか納得がいかず、頭が混乱した記憶があります。表現の習慣的な差で、理由はないわけですけどね。 ここはその逆で×all reasonable でなぜいけないのかには「理屈」はありません。 0301大学への名無しさん2018/05/20(日) 08:06:38.60ID:zx/dYCsA0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 61-2】 ・... never able to go straight to the truth as she feels she can: 「ようにのas」です。多彩な意味と用法を持つ接続詞のas です。リンクは以下の通り。
主節と並行的な構成を持っていることがas のこの用法の特徴とされますが一見似てません。 しかし as she feels she can (go straight to the truth). と補ってみると平行的な関係が見えてきます。 こういう考え方にもだいぶ慣れてきたのではないでしょうか。
・The truth is that ...: ここの説明も初めて見た時は違和感がありました。 The truth is that ... 「真実はthat 以下です」、The fact is that ... 「事実はthat 以下です」と文字通りじゃいけないんですか、 意味はそれで充分わかるじゃないですか、と(笑)。 まぁ、そんなに尖がらなくても、「そういうもんなのかなぁ?」と思っていればよかったんじゃないですか、と当時の自分に言ってやりたい(笑)。 『解釈教室』 p. 41 「3.2 that節―名詞節」冒頭に解説があります。 The result [consequence] is that ... 「その結果」、The trouble is that ... 「困ったことに」などをマークしておきましょ。
・generally speaking: 分詞構文を用いた表現の中には慣用的なものが多く、主節の主語と違っても一般的な「人」が主語の場合省略され、 これを「慣用的独立分詞構文」というそうです。 frankly speaking, judging from ..., considering ...(...を考えると), speaking of ... (...といえば), taking ... into consideration (...を考慮に入れれば)など。
一方主節の主語と分詞構文の意味上の主語が異なる場合 "S′+―ing" で表現しますが、こちらは「独立分詞構文」といいます。 何だかわかりにくい文法用語です。このためネットでもよく間違って使われていますので要注意。 0302大学への名無しさん2018/05/20(日) 08:08:15.53ID:zx/dYCsA0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 61-3】 ・men are rational, and women intuitive: 共通関係による省略。women (are) intuitive と補って考えます。
・Needless to say: 今度は不定詞を使った慣用表現。こちらは「独立不定詞」というのだそうです。文法用語に惑わされます┐(´-`)┌ to tell the truth, to be sure (確かに〜だが、…), strange to say, to begin with, to be frank (with you), to make matters worse (更に困ったことには) など。
・women are no more guided exclusively by intuition than men are by reason: 「鯨の構文」です。「かつては受験英語の代表のように言われた熟語的構文」と伊藤先生も紹介しています。 このニックネームの命名者は伊藤先生の先代の駿台英語課主任、鈴木長十先生だというもっぱらの噂です(笑)。 A whale is no more a fish than a horse (is). 「馬が魚でないのと同様に、鯨も魚ではない」 この例文が有名になり「鯨の構文」と言われるようになったわけ。これと呼応する形で有名になったのは She is no less beautiful than Cleopatra. 「彼女はクレオバトラと同じように美しい」 で、こちらは「美人の構文」と言うらしいです(笑)。これは鈴木先生が名付けたのかどうかは不明。 それぞれの意味は「比較構文」を調べて各自勉強してください。どの文法書でも必ず載っています。有名ですから。 例えば『英ナビ』なら29-C-2、『実況中継』なら第53回。 than 以下に否定語が出てこないのも特徴ですが、こちらも否定される内容なのが理解しにくいところです。 この文の簡潔形が『実践ロイヤルの暗記例文300』にあって以下の通りです。 276. She is no more a genius than I.(彼女は,私と同様,決して天才ではない) 277. Truth is no less strange than fiction.(事実は小説に劣らず不思議なものである) こっちの短文を理屈抜きで意味の方から覚えてしまって、上述の文法書で理屈の方から納得してと二重に固めておくとガッチガチに固まります。 0303大学への名無しさん2018/05/20(日) 08:09:51.96ID:zx/dYCsA0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 61-4】 ・There are women whose make-up includes an almost masculine approach to life: スルーしてもいいでしょ?
・If the husband will keep this fact in mind: 「時」と「条件」をあらわす副詞節の中では、単純未来の代わりに現在形を使うので、この副詞節は未来を表しているのではないわけです。 「主語の意思」をwill が表わしています。名詞のwillが「意志」を表すというのは言うだけ野暮でしょうか。「〜しようとすれば」。 『実践ロイヤル付属暗記用例文300』にも簡単な解説と例文があります 125. If you will go, I'll give you everything you need. 「もし行ってくださるのでしたら,必要なものは何でも差し上げます。」 *これは,「もしあなたにその意志がおありなら」という感じなので,〈If you will …〉とする。
・The wife who feels deeply about something or other may well feel like screaming: ... or other 「...かなにか」。... は「some+名詞」か some の複合語で、or other は不確実さを表すために付加したもの、と『ジーニアス』には書かれています。 someにはもともと不確実性がありますから、それを強めるものという説明もできます。 some は「存在はするが、はっきりしない、あるなにか」、anyは「ないかもしれないが、もしあれば何でもいいからなにか」 だと竹岡さんのどこかの本に書いてありましたね。 may well はここから始まってmay as well ... as, might as well ... as まで山口先生の『実況中継』第13回〜第14回にわかりやすく出ているので、ぜひ。 ここではさわりの所だけ。 She may say so. 「彼女はそんなふうに言うかもしれない」あるいは「言ってもよろしい」 それにただ well という副詞が付いただけなのが She may well say so. (= She has good reason to say so. / She has every reason to say so.) で「そう言っても十分よろしい (するのも当然だ)」という事になる。may のもう一つの意味から「たぶん〜だろう」と意味にもなる。 とこんな感じの内容が独特のゆるゆるムードで解説されています(笑) 0304大学への名無しさん2018/05/20(日) 08:11:04.79ID:zx/dYCsA0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 61-5】 ・and indeed may do so, if she is confronted with a series of arguments, however logical they may be: S+V [S+V] [S+V] の「パターン」。
・Indeed, the more persuasive ..., the more irritating they are ...: 「the 比較級..., the 比較級... 」。最初のthe 比較級の節は be 動詞が省略されています。ここのthey は arguments。
・He will accept the undeniable fact that it is a quality which ...: the (undeniable) fact that は同格名詞節、it は前方照応(= a woman's intuition)。
・He will seek to understand his wife, not to try to make: B, not A。not A but B / B, and not A 、色んな形がありました。
・try to make her reason as he does: make her reason は make+O+原型不定詞なのはいいとして、as he does がどの用法なのか悩ましい。 本編では解説されていませんが、訳文は「自分と同じように」となっているので、「ようにのas」だと思われますが、 主節のどこと並行的な関係なんでしょうか? make himself reason, なのでしょうね、多分・・・。
・The greater the understanding, the deeper the admiration: ここも「the 比較級..., the 比較級... 」。前節、後節ともbe 動詞が省略されています。 0305大学への名無しさん2018/05/20(日) 08:12:24.05ID:zx/dYCsA0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 61-6】 ・There will grow a feeling of wonder that ...: やっと今回の焦点。A feeling will grow ... と同じと考えて意味を取る。 同格名詞節はa feeling (of wonder) that ...。
・problems which a reasoning brain can work on for hours and still not answer: ルール3 で還元作業をすると a reasoning brain can work on problems for hours and still not answear.
Home Room: ・この本を何度も読み、ここで書かれたとおりのアタマの動かし方・基本の考え方を身につけてもらいたい。 そうすれば、現代の英文なら、単語の知識が増え、英文の内容から考える力が身につけば、たいていの英文ならなんとかこなせると思う。
・no more ... than はやったけど、これと似た特殊な構文や、関係詞の特殊な用法など、まだまだやってないことも多い。 ただ、そういう形はたまにしか出てこないし、また、ちょっと調べたり説明を聞いたりすれば分かる。 英語を読むときの基本姿勢は、この本で確立されたのだ。
・英語の基礎は、主語と動詞の結びつきに代表される5文型と、修飾する言葉とされる言葉、H と M の結びつき、あと1つは節の使用による分の複雑化にある。 ただ、教えるとき、これを最初から表に出してテキストを体系的に組み立てる必要はない。 全体の見通しが教師の頭の中にあれば、学生は個々の例題を通して、単純なものから複雑なものへと、 知識がラセン状に組み立てられてゆくのが望ましいというのが最近の僕の考え方。
・僕のアタマの中にあったシステムがどのようなものかをその中心部だけでも最後にハッキリ示しておくことは有益だと思った。 Part II を終えて「文法篇」を読んで、参照ページをたんねんにたどって行けば、僕が本当は何を教えたくて、 あちこちで色々な伏線を張ったり「仕組んだり」していたか、どの部分とどの部分が有機的に関連するかが分かる。 (註:どの部分を回収し忘れたのかはこの投稿をみればわかりますが (^^; ) それが力がつくということなのかもしれない。
・「文法篇」の例文の大部分はPart I と Part II から採ってある。ということは、読んで分からなくちゃいけない。 少なくともどういう前後関係で出てきた文なのか、連想というか、思い出はなくちゃいけない。それがないようなら復習が足りないということ。
『ルールとパターンの英文解釈』の終着点から更に20題、遂に『ビジュアル英文解釈』の終着点にたどり着きました。 さあ、まずは本文に目を通しましょうか。 ・Many a man complains bitterly that ...: many a ... 「多くの ... 」〈表現で云々…〉」と多くの本に書かれています。 英作文には使わないほうが無難ですが、読み物には出てくる表現なので知っておくべきだと思います。単数扱いになります。 昔のフォークソングに、Many a day with you I've rambled countless hours with you I've spent ... なんて感じの哀しいラブソングがあったような気がします。
・Many a wife feels that her husband is all reason: 大昔、「それは危険だ」がなぜ "dangerous." なのか納得がいかず、頭が混乱した記憶があります。表現の習慣的な差で、理由はないわけですけどね。 ここはその逆で×reasonable でなぜいけないのかには「理屈」はありません。 0310大学への名無しさん2018/05/20(日) 11:15:13.25ID:gRJ5g0L20 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 61-2】 ・... never able to go straight to the truth as she feels she can: 「ように」です。多彩な意味と用法を持つ接続詞です。リンクは以下の通り。
主節と並行的な構成を持っていることがas のこの用法の特徴とされますが一見似てません。 しかし as she feels she can (go straight to the truth). と補ってみると関係が見えてきます。 こういう考え方にもだいぶ慣れてきたのではないでしょうか。
・The truth is that ...: ここの説明も初めて見た時は違和感がありました。 The truth is that ... 「that 以下です」、The fact is that ... 「事実はthat 以下です」と文字通りじゃいけないんですか、 意味はそれで充分わかるじゃないですか、と(笑)。 まぁ、そんなに尖がらなくても、「そういうもんなのかなぁ?」と思っていればよかったんじゃないですか、と当時の自分に言ってやりたい(笑)。 『解釈教室』 p. 41 「3.2 that節―名詞節」冒頭に解説があります。 The result [consequence] is that ... 「結果」、The trouble is that ... 「困った」などをマークしておきましょ。
・generally speaking: 構文を用いた表現の中にはものが多く、主節の主語と違っても一般的な「人」が主語の場合省略され、 これを「独立分詞構文」というそうです。 frankly speaking, jdging from ..., considering ...(...を考えると), sperking of ... (...といえば), taking ... into consideration (...を考慮に入れれば)など。
一方主節の主語と分詞構文の意味上の主語が異なる場合 "S′+―ing" で表現しますが、こちらは「分詞構文」といいます。 何だかわかりにくい文法用語です。このためネットでもよく間違って使われていますので要注意。 0311大学への名無しさん2018/05/20(日) 11:16:57.01ID:gRJ5g0L20 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 61-3】 ・men are rational, and women intuitive: 関係による省略。women (are) intuitive と補って考えます。
・Needless to say: 今度は不定詞を使った表現。こちらは「不定詞」というのだそうです。文法用語に惑わされます┐(´-`)┌ to tell the truth, to be sure (確かに〜、…), strange to say, to begin with, to be frank (with you), to make matters worse (困ったことには) など。
・women are no more guided exclusively by intuition than men are by reason: 「鯨の構文」です。「かつては受験英語の代表のように言われた構文」と伊藤先生も紹介しています。 このニックネームの命名者は伊藤先生の先代の駿台英語課主任、鈴木長十先生だというもっぱらの噂です(笑)。 A whale is no more a fish than a horse (is). 「馬が魚でないのと同様に、鯨も魚ではない」 この例文が有名になり「鯨の構文」と言われるようになったわけ。これと形で有名になったのは She is no less beautiful than Cleopatra. 「彼女はクレオバトラと同じように美しい」 で、こちらは「美人」と言うらしいです(笑)。これは鈴木先生が名付けたのかどうかは不明。 それぞれの意味は「比較」を調べて各自勉強してください。どの文法書でも必ず載っています。有名ですから。 例えば『英ナビ』なら29-C-2、『実況中継』なら第53回。 than 以下に語が出てこないのも特徴ですが、こちらも否定される内容なのが理解しにくいところです。 この文の簡潔形が『実践ロイヤルの暗記例文300』にあって以下の通りです。 276. She is no more a genius than I.(彼女は,私と同様,決して天才ではない) 277. Truth is no less strange than fiction.(事実は小説に劣らず不思議なものである) こっちの短文を抜きで意味の方から覚えてしまって、上述の文法書で理屈の方から納得してと二重に固めておくとガッチガチに固まります。 0312大学への名無しさん2018/05/20(日) 11:17:07.07ID:QlrbStsF0 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 改訂作業のおわりに】 2016年の12月末から2017年1月にかけて約3週間で一気に書き上げた『レトロスペクティブにみたビジュアル』。 今回その改訂作業に入ったのは2018年4月7日ですから、すでに6週間が経っています。 久しぶりに『ビジュアル』に目を通しましたが、その緻密な構成に改めて驚かされました。 初学者に背後の体系を感じさせず、順を追ってこなして行けば、気付けば高みに立っている ・・・そんな構成の見事さに感嘆します。
何かの役に立つとは思いますので、ここに情報を置いておきますm(_ _)m 0313大学への名無しさん2018/05/20(日) 11:18:29.61ID:gRJ5g0L20 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 61-4】 ・There are women whose make-up includes an almost masculine approach to life: スルーしてもいいでしょ?
・If the husband will keep this fact in mind: 「時」と「条件」をあらわす副詞節の中では、未来の代わりに現在形を使うので、この節は未来を表しているのではないわけです。 「主語」をwill が表わしています。名詞のwillが「意志」を表すというのは言うだけ野暮でしょうか。「〜ようとすれば」。 『実践ロイヤル付属暗記用例文300』にも簡単な解説と例文があります 125. If you will go, I'll give you everything you need. 「もし行ってくださるのでしたら,必要なものは何でも差し上げます。」 *これは,「もしあなたにその意志がおありなら」という感じなので,〈 you will …〉とする。
・The wife who feels deeply about something or other may well feel like screaming: ... or other 「...かなにか」。... は「some+名詞」か some の複合語で、other は不確実さを表すために付加したもの、と『ジーニアス』には書かれています。 someにはもともと確実性がありますから、それを強めるものという説明もできます。 some は「存在はするが、はっきりしない、なにか」、anyは「かもしれないが、もしあれば何でもいいからなにか」 だと竹岡さんのどこかの本に書いてありましたね。 may well はここから始まってmay as well ... as, might as well ... as まで山口先生の『実況中継』第13回〜第14回にわかりやすく出ているので、ぜひ。 ここではさわりの所だけ。 She may say so. 「彼女はそんなふうに言うかもしれない」あるいは「言ってもよろしい」 それにただ well とが付いただけなのが She may well say so. (= She has good reason to say so. / She has every reason to say so.) で「そう言っても十分よろしい (のも当然だ)」という事になる。may のもう一つの意味から「たぶん〜だろう」と意味にもなる。 とこんな感じの内容が独特のゆるゆるムードで解説されています(笑) 0314大学への名無しさん2018/05/20(日) 11:19:48.47ID:gRJ5g0L20 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 61-5】 ・and indeed may do so, if she is confronted with a series of arguments, however logical they may be: S+V [S+V] [S+V] の「パターン」。
・Indeed, the more persuasive ..., the more irritating they are ...: 「the 比較級..., the 比較級... 」。最初のthe 比較級の節は 動詞が省略されています。ここのthey は arguments。
・He will accept the undeniable fact that it is a quality which ...: the (undeniable) fact that は名詞節、it は前方応(= a woman's intuition)。
・He will seek to understand his wife, not to try to make: B, not A。not A but B / B, and not A 、色んな形がありました。
・try to make her reason as he does: make her reason は make+O+不定詞なのはいいとして、as he does がどの用法なのか悩ましい。 本編では解説されていませんが、訳文は「自分と同じように」となっているので、「ように」だと思われますが、 主節のどこと関係なんでしょうか? make himself reason, なのでしょうね、多分・・・。
・The greater the understanding, the deeper the admiration: ここも「the 比較級..., the 比較級... 」。前節、後節ともbe 動詞が省略されています。 0315大学への名無しさん2018/05/20(日) 11:20:45.35ID:gRJ5g0L20 【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 61-6】 ・There will grow a feeling of wonder that ...: やっと今回の焦点。A feeling will grow ... と同じと考えて意味を取る。 名詞節はa feeling (wonder) that ...。
・problems which a reasoning brain can work on for hours and still not answer: ルール3 で作業をすると a reasoning brain can work on problems for hours and still not answear.
Home Room: ・この本を何度も読み、ここで書かれたとおりのアタマの動かし方・基本の考え方を身につけてもらいたい。 そうすれば、現代の英文なら、単語の知識が増え、英文の内容から考える力が身につけば、たいていの英文ならなんとかこなせると思う。
・no more ... than はやったけど、これと似た特殊な構文や、関係詞の特殊な用法など、まだまだやってないことも多い。 ただ、そういう形はたまにしか出てこないし、また、ちょっと調べたり説明を聞いたりすれば分かる。 英語を読むときの基本姿勢は、この本で確立されたのだ。
But physicians are finding that 〜の訳を、 >ところが、内科医はこの旧来の薬の渡し方は治療を絶望的に効き目のないものにしたり、危険なものにさえすることがあると思うようになった。 と原文を無視して、勝手に過去形に訳すという愚を犯している 特に後者は中学生レベルの誤りである 伊藤回路とは、単語のニュアンスや時制を無視し、読めた気になる妄想を抱くことを言うのだろうwwww
>さあ、まずは本文に目を通しましょうか。 >・Many a man complains bitterly that ...: >many a ... 「多くの ... 」〈表現で云々…〉」と多くの本に書かれています。 >英作文には使わないほうが無難ですが、読み物には出てくる表現なので知っておくべきだと思います。単数扱いになります。
>昔のフォークソングに、Many a day with you I've rambled countless hours with you I've spent ... なんて感じの哀しいラブソングがあったような気がします
お前はこの歌詞の意味は全くわからないだろうなwwww
>・Many a wife feels that her husband is all reason: >大昔、「それは危険だ」がなぜ "dangerous." なのか納得がいかず、頭が混乱した記憶があります。表現の習慣的な差で、理由はないわけですけどね。 >ここはその逆で×reasonable でなぜいけないのかには「理屈」はありません。
155 名前:大学への名無しさん [sage] :2017/10/07(土) 11:27:03.96 ID:LoojxlYr0←池沼回路 「何番目に〜な」:例えばこの表現はそれぞれ、以下のようになっている。 『実戦活用例文555』 >Acme Steel, the country's second largest steel producer, announced plans to lay off nearly 3000 workers nation-wide, beginning next month. >国内第2位の大手鉄鋼メーカー、アクメ・スティール社は、来月より全国で3000人近い解雇を実施する計画を発表した。
『実践ロイヤル付属暗記用例文300』 >Canada is, after the Russian Federation, the second largest country in the world. >カナダはロシア連邦に次いで,世界で2番目に広い国である。 ※この本もピーターセンが監修しており、英文は信頼できる。
『よくばり英作文』 >India is the world's second largest rice producer, after China. >インドは中国に次いで世界第二位の米の生産国だ。
【レトロスペクティブをしゃぶり尽くす! No.1】 せっかくだから味わい尽くしましょう。 −釣り合いのとれた読み方− 「釣り合い」という言葉で [レトロ…] 全体に検索をかけると、釣り合いのとれた読み方に言及した個所が見つかります。一番最初が抜けているのは御愛嬌ということで。 該当する文のところだけ抜き出して置きますので、本編と突き合わせて一気に読んでみて下さい。 No. 3 It gives us pictures and movies of distant people and places. No. 10 My father ... decided to leave England and start a new life in a different country. No. 11 This symbolized their wish for a life of wealth and happiness for the young couple. No. 15 When ... children, we cry when we lose, and shout with joy when we win. No. 16 He has ..., suggesting that it might be more fun to go outside and play or to read an exciting adventure story. No. 19 Instead of working they spend most of their time socializing with friends, attending cooking and sewing classes, and helping their mother at home. No. 21 They found it is round by watching the sun and the stars come up in the east and go down in the west, day after day, year after year. No. 33 What we see (or hear, smell and so on) depends on what we want and need to perceive. No. 35 ... we might feel like giving up the struggle to control and keep within limits these harmful human activities. No. 36 People differ in the color of skin, eyes, hair, in stature, bodily proportions, and in many other traits. / Some of us have blue and others brown eyes, some have prominent and others flat noses, some are tall and others short. No. 38 It is one of the politician's and the editorial writer's favorite words. No. 39 ... there were two or three small but long red islands lying between an ocean and a continent. / Our sense of ourselves and our place in the world may not, as my friend's experience suggests, come from anything real or actual, ... (文意によっては釣り合いを破る読み方) No. 41 Today's complex technology, with space travel, computers, and many devices to make living easier, is ... No. 45 She may get well, and probably will, and live all of twenty years more. No. 50 In a gathering of friends in the United States, in a meeting of a business or educational organization, or at a public meeting, the family names of the people present might reveal something about the diversity of national backgrounds that they represent. /... and neither he nor perhaps even his parents or grandparents may have ever gone to the Canadian side of Niagara Falls. No. 55 ... they can get the food and shelter and the medical care needed to keep themselves and their families in health and reasonable comfort. 0333大学への名無しさん2018/05/20(日) 22:48:34.77ID:gRJ5g0L20 【レトロスペクティブをしゃぶり尽くす! No.1】 私、テーマ別推しはここ一年は、英文を発信出来るようにするためのNHKのトレーニング講座を中心に勉強していました。 現在では伊藤先生より英作文ができると自負しております。 年間50本くらい約半ページの日本語文をみながら英文を書くという作業をやっていました。