【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 57-2】
・The Egyptians also believed in ...:
believed in は「(存在や価値を) 信じる」と教えられます。
この前読んだ『和文英訳の修業』では「(存在や効能を) 信じる」となっていました(笑)。面白くてよくそれを当て嵌めて楽しんでます。
エジプト人は来世の存在を信じ、身体を適切に保存すれば、魂はその世界で生き続けられると信じていたようです。
人の死を悼む心が彼らにもあったのがよくわかります。ミイラにばかり興味を向けないで。

・The word mummy comes from an ancient Egyptian word meaning tar:
ミイラ(mummy)は「タール」という意味の古代エジプト語が語源のようです。
分詞修飾のmeaningは分詞構文のmeaning を扱った[50-2 (>>196)]で詳しく書きました。
「〜という意味の」で取りあえずわかります。分詞構文だったら「〜という意味で」で意味は掴めます。

・the face of the dead person, and for very important people, this mask was ...:
A and (M) B です。もう「呼吸」は掴めましたか?

・The embalmed body of the dead person was buried together with things:
日用品を一緒に埋葬しようと考えたのは古今東西みな一緒なのがわかります。

・... things that the person ..., and which he would ...:
関係詞節が and で結ばれています。先行詞はthings。同じ関係詞で揃えるのが多いようですが、この様に違う場合もあるようです。
先行詞thingsは共通のもの、即ち「生きている間に使っていたもの」と「来世も必要とすると思われるもの」の2種類があるわけではないことは要注意。

・Some of the tombs in which ...:
普通に言えばピラミッドってやつだと思います。S [S+V] V は言うだけ野暮でしょうか?

・「神セブン」の中では比較的やさしい課題文なのですが、内容が「神」という事で (^^;