●なぜ?「俺、東大院卒なのに、無名大卒と同じ給料」

技術関連職の20代男性(正社員/年収540万円)は、年功序列制度に苛立ちを覚えるひとり。男性は東京大学大学院の修士卒。
会社の評価制度に不満を感じている。

「私のような東大修士卒、かつ院試を首席で合格した人と、聞いたこともない大学の学部卒の人であっても給与はほぼ同じ。
学部卒か修士卒かによって基本給が1〜2万円違う程度。昇進のタイミングはほぼ年齢・勤続年数で決まっているため、今後も基本給に差はほとんどつかない。
年2回、業務評価を行って賞与に反映されるが、形骸化した評価制度。個人の業務を概要しか伝えられていない上司が評価するため、
殆どの人が同じ評価を得て賞与に反映されます」

勤続年数や形骸化した評価制度によって、社員が同じように昇進し、同じだけの賞与を与えられるという男性の会社。
学歴や個人の実績、成果を考慮されず給与に差が出ないことに納得がいかないようだ。