大学のランク「MARCH」から「SMART」に変化した背景とは?(J-WAVE NEWS)
http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/jwave/entertainment/jwave-168021

新大学群「SMART」の登場でMARCHはもう時代遅れに!?(武田塾)
http://www.takeda.tv/column/post-127774/


同一大学群で差があるMARCHは大学群としての機能をもう正しく果たせていません。
そのため、現在の大学の難易度や偏差値、知名度を反映した新しい大学群が創られました。
それが新大学群「SMART」です。SMARTはMARCHに取って代わりうる有望な大学群として話題となっています

SMARTとはどの大学のこと?

SMARTは下記の大学を指し、MARCHの由来と同様にそれぞれの大学の頭文字から命名されています。上智大学は英称が「Sophia University」のため、「S」となっています。

S:上智大学(偏差値 55〜67.5)
M:明治大学(偏差値 55〜67.5)
A:青山学院大学(偏差値 55〜70)
R:立教大学(偏差値 55〜65)
T:東京理科大学(偏差値 52.5〜65)

「SMART」はどんな大学群?

SMARTも早慶に続く、東京にある上位難関私立大学という括りになっています。
主要な私立大学の大学群の中では早慶と関関同立の間くらいの難易度で、日東駒専や産近甲龍などとは大きく難易度を引き離します。

「SMART」を構成する大学

SMARTの真ん中の「MAR」はMARCHの中でも上位に属す大学、両端の「S」と「T」は早慶上理という大学群の中でも下位に属す大学で、これらからSMARTは構成されています。

早慶上理もMARCHと同様に昔からある大学群ため、当時と比べると同一大学群内であるのに大きな差が生じている大学群です。
そのため、上位である早慶の下位(S、T)と下位であるMARCHの上位(M、A、R)を統合し、新しい大学群「SMART」が作られました。

「SMART」の有用性

SMARTという新しい大学群ができたことで、従来の早慶上理やMARCHのような同一大学群にある学力差は大幅に解消されました。
SMARTは現在の大学の状況を反映した大学群で偏差値帯の近い大学を正しくグルーピングできており、非常に有用な大学群となっています。



日本経済新聞 2019/03/19

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO42643940Z10C19A3CC0000/

大学グループに新顔

「早慶」(早稲田、慶応)や「MARCH」(明治、青山学院、立教、中央、法政)など偏差値によるグループ分け。最近、新たなグループが登場している。

駿台教育研究所進学情報事業部の石原賢一部長によると、早慶に次ぐグループとして「SMART」(上智、明治、青山学院、立教、東京理科)が誕生。
国際基督教大(ICU)を足して「ISMART」(アイスマート)とすることもある。

大学入学共通テストを積極活用する考えを示している上智、青山学院、早稲田は頭文字を取って「JAW」。
リーマン・ショック後の理系人気により実績を伸ばしたグループは「東芝電工」(東京都市、芝浦工業、東京電機、工学院)と呼ぶ関係者もいる。