>>496
それ、良い事が書いてありますね。
(以下、引用)

――投球数を高野連が一律で規制する手法は、自律分散型の文化へ移行するためにマイナスというお考えですか?

 その通りです。逆なんです。「まず投球数制限から」と言っている方はたくさんいますが、まず「野球の理念は何なのか」です。
過去を振り返れば野球を通じて、良き人材を育成することが日本野球の理念で、他競技より他者を助ける姿勢を求めてきました。「お前ら全員こっちを向け」と、中央集権的な手法でそういう人材を作ってきました。
 手法だけ変えれば「他者を助ける人材」という方向は悪くありません。令和の時代に合わせた方向、そのためのコーチング手法をみんなが学んでやっていくべきです。

 例えば194球を2日連続で投げたら確かにリスクですよね。それを選手に伝えるべきですが、最終的には選手の人生です。ルール化は自己決定を許容しないことを意味します。
 自律分散型の理念がもしあるならば、対症療法の投球数制限は違いますね。必要な情報を与えて、選手に決めさせればいいんです。
取り返しのつく失敗の範囲なら、やらせたらいいと思うんです。「昨日は194球投げて投げられないんだよね」「じゃあ俺が投げるよ」と、お互いに決めるチームを作ることが、令和の時代に求められる人材育成ではないでしょうか?