大久保ー河地の話が出ているので60回記念大会の下馬評の話題提供。

例によって朝日新聞の座談会はピントがずれていて面白い。
朝日は見出しは8強となっているが、中身は4+4+4+それに続くグループ(以下略)となっている。
4強は仙台育英、横浜、福井商、高知商で、続く4チームにPL、中京、箕島、(津田のいた)南陽工
となっている。更に次のクラスの4チームには桐生、松山商、鹿児島実、我孫子という
少なくとも普通に考えると挙げないチームを2つ程入れたリストを作成。選抜前の評価が
高かった(多分選抜の評価ベスト4はPL、高松商、豊見城、桐生で開幕後箕島の評価が急騰して、
準決勝の時点では多くの人は箕島ー桐生の決勝を予想した)チームが軒並み評価を落としている。
特に高松商と豊見城の低評価の根拠が謎。高松商は河地が不安定で回復したらもう少し評価を
挙げると書いてあるが、春季四国大会も高知商に完敗したとは言え準優勝であり、やっと
のことで9年ぶりに出てきた松山商の下に置くのはどう見ても評価がおかしい。また豊見城は
石嶺の指の怪我があって評価を落としたとしているが鹿実よりは上とするのが妥当だろう。
また、トップ4の中でも最強は仙台育英という評価で、それも総合力が突出しているという点が
笑える。どう見ても大久保のワンマンチームだろうに。選抜前にはトップだったPLが評価を
落としたのも良く分からない。打力のPLとしていたので西田の投手力を過小評価したのか。

こういう座談会のピントのずれた評価はさておき、この大会では監督に事前アンケートを
行い、優勝候補も挙げて貰っている。その結果(複数回答可)は33票でPLがダントツ人気で、
次いで17票の中京、3位タイが11票で箕島と高松商。ビッグネーム優先なんだろうけど、
こちらの方が高松商を除き正確な予想になっていたのが面白い。