皆さまの仰る通りですね
大泉本を出版されたお陰で真実を知ることが出来ました

もしも大泉本が出版されていなかったら、私たちは今後も続くであろう竹宮さんの出版物に引きずられ、誤った認識のままでいたことでしょう

はからずも竹宮さんが望んでいる(憶測ですが)ドラマ化に向けて、話がどんどん進んでいき、逆に話に乗らない萩尾さんに世間からの思いもよらない非難が集中することになったかもしれません
萩尾さんがドラマ化を阻んでいるようだ、なぜ同意しないんだろう、皆が望んでいることなのにイジワル?などと憶測を読んだかもしれません

一発逆転と言う言葉がありますが、痛快な事にはすべてが竹宮さんの思惑とは逆方向に進みました
もしも竹宮さんの描いた出版物の通りであったなら、私だってドラマ化して欲しい
若かりし頃の新進気鋭の漫画家さんたちがどんな暮らしぶりだったのか、きっと苦労もあったけど、皆で協力し合い
面白あかしい日常だったろうと映像にみいったことでしょう

でも今となってはそうならなくて良かった
竹宮さんが萩尾さんと同等に語られるなんてあってはならないこと
竹宮さんとは次元が違うのですから
これからは萩尾さんが切磋琢磨してきたお仲間とともに、あの時代が語られるべきであって、竹宮さんとは切り離して語るようお願いしたいものです