縮景園の池の水は、京橋川から引いていますが、
河口に近い場所にあるため、淡水と海水が混ざる汽水となっています。

汽水の池を持つ庭園は非常に珍しいのですが、塩分濃度が高くなると
鯉などの淡水魚は弱ってしまいます。そのため魚が弱らないように
井戸水を加えるなどにより調整しています。また、汽水であるため
海水魚であるチヌ、ボラ、スズキなども同居しています。