ビル・ミッチェル「税金を払ったり国債を買ったりするためのお金はどこからやって来るのか?」(2018年3月15日)

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【考えてみてほしいのだが、中央銀行は、金融政策の実施や非政府部門との資産スワップに加え、非政府部門から財・サービスを直接購入している。

彼らは、オフィス用品、IT機器、専門的なサービスやトレーニングを含むその他の機器、建物のメンテナンスサービスなどのように、オペのための設備や、従業員をトレーニングするためのものを購入している。

大きな買い物である場合には、通常、競争入札の過程が必要である。しかし、これは現実を抽象化したものではない。これらの購入は、政府が非政府部門から財・サービスを購入するのと同じである。

これらの購入を融通するための資金はどこからやって来るのだろうか?それは「政府」の通貨発行能力だ。中央銀行はこれらの注文に応じて銀行の準備預金口座にただ振り込むだけで、「無から」準備預金を創造するのである。】