①政府が国債を発行して銀行から日銀当座預金を借りる

②銀行の資産は日銀当座預金(預け金)から国債に変わるが負債の預金残高に変化はない

③政府は銀行から借りた日銀当座預金で支出をする
小切手や銀行振込での支出となるがそれらは銀行負債の銀行預金残高を増やす
われわれから見ると資産の銀行預金が増える

④銀行は資産を国債のまま持ち続けても良いし国債を日銀に売って日銀当座預金に変えてもよい
※なお日銀に売却された国債は政府と日銀の連結決算でチャラになる

この流れでわかる通り政府支出は事実上の通貨(銀行預金=マネーストック)の発行といえる