【タイトル】不明
【作者名】不明
【掲載年または読んだ時期】二十年以上前
【掲載誌・単行本またはジャンル】不明
【絵柄】カートゥーンっぽい感じで線が太目
【その他覚えている事】
不気味な研究所へ女学生が訪れる(以下、主人公)。
研究所で助手をしているという女性に主人公は「謎の影につきまとわれて怖い。何とかして」と相談する。
助手は「今、博士が留守にしてるから後にして欲しい」というようなことを言ったものの、粘る主人公に根負けする。
助手は「変な影が怖いなら、影がイケメンに見えれば怖くないよね」という理由で影がイケメンに見えるようになる薬を手渡す。
さっそく服用した主人公。確かに影はイケメンに見え、主人公は影が怖くなくなった。
しかし常に付きまとうイケメンを見ているうち、主人公は影に恋をするようになる。
ある夜、寝室に現れた影を主人公は受け入れ、妊娠する。
主人公の両親は中絶するよう説得するが、主人公は一人でも育てると決意する。
数十年後。すっかり老いて縁側で日向ぼっこをしている主人公。
その背を成人した主人公の息子が見つめている。
息子の隣には妻と子供(主人公から見たら孫)がいた。
息子は主人公のことを「女手一つで俺を育ててくれた立派な母さんだ」と妻に言う。
日向ぼっこをしている主人公にタオルがかけられる。主人公は振り返ったが誰もいない。
主人公は「あなたはいつも私の側にいてくれる」と言って微笑む。
一方その頃、冒頭の研究所にて、帰ってきた博士と助手が会話している。
博士は助手に「お前が勝手なことをするから良い話になったじゃないか」と怒るが助手は「てへへ」みたいな反応。
終わり。