ノルマルプロピルアルコール(NPA)は、分子式C3H7OHで表される有機化合物です。 可燃性を持つ無色の液体で、エタノールに似た特徴的なアルコール臭を持ち、酸と反応してエステルを形成します。 塗料、インク、接着剤などの溶媒、酢酸プロピルなどのエステルや他の有機化合物の合成原料として使用されます。

NPA:ノルマルプロピルアルコールはIPAと同じ化学式で構造の違いで性質が変わる異性体です。 IPAと同濃度で運用が可能で有機則は非該当です。 IPAよりも毒性は弱いとされており、前述の「作業環境許容濃度」が日本では未設定ですが、米国基準では100PPMですので、有害性はIPAと変わらないと考えた方がよいでしょう。2021/09/20