クラウンとセドリックはモデルチェンジの年が被っていて、新機軸を採り入れたライバルを後追いすることが何度かあった。

・4速ATを5代目で採用したクラウンに対し、セドリックは次の世代(430)の後期で4速ATを採用
・6代目で5MーGエンジンを載せたクラウンに対し、セドリックは後期型でL28Eをパワーアップ。
・6代目で3ナンバー車のオーバーライダーを廃止して大型バンパーにしたクラウンに対し、セドリックは後期型で追従。
・Y30でV6の3Lエンジンを載せたセドリックに対し、クラウンは翌年に6M-Gに換装。
・120系でリアが独立になったクラウンに対し、セドリックは次モデル(Y31)で独立化。
・150系で4WDを投入したクラウンに対し、セドリックは2年後にRB系の4WDを追加。
・Y31でグランツーリスモを設定したセドリックに対し、クラウンは12年後の170系でアスリートをカタログモデル化。