スピード違反、急激に減少傾向。警察は一時停止違反などで稼ぐ方向か?
2019年7月23日 [最新情報] http://kunisawa.net/?p=39625

最近クルマに乗っていて感じるのが「皆さんゆっくり走るようになりましたね!」。
一昔前なら高速道路を制限速度で走っていると、けっこうな速度差で抜いていくクルマが
珍しくなかった。一般道でも制限速度を30km/h以上超えて走っているようなケースなんか
普通。しかし! この1〜2年、クルマの平均速度は間違いなく下がった。警察も困っている?

警察庁のデータを調べてみたら2018年の速度違反検挙数は124万件。2017年が148万件で、
14%減った。前述の通り警察の取り締まりを甘くしたんじゃなく、違反するケースそのものの
減少によるものだと考えます。30km/h以上の速度違反を取り締まりオービスの効率、
落ちているようだ。かくいう私も10年前は流れに乗って走っていました。今は制限速度ゲンシュです。

速度違反以外の違反検挙件数も減っている。全体では2017年の10%減と言ったイメージ。
皆さん御存知の通り交通違反による反則金や罰金などは予め予算に組み込まれているらしい。
本来なら喜ばしいことながら、財務省としちゃ「交通違反や事故が減っているなら交通警察に
掛ける予算を減らしましょう」と考えるだろう。板金屋さんが儲からなくなったこととリンクしてる。

警察が「その通りでございます。予算を減らしてもいいです」となれば問題無いけれど、
そうはならないと聞く。「まだ痛ましい事故は減っていない」と主張することだろう。
そんなこんなで最近熱心に取り締まっているのは、一時停止と信号無視、歩行者横断妨害です。
興味深いことに違反件数、今まで速度違反が最も多かったけれど、2018年は一時停止違反になった。

また、歩車分離式の信号増加により、信号無視もシェア上がってます。歩車分離式、
歩道の信号が赤になったタイミングで走り出すタイプの人は(普通の信号なら何の問題も無い)、
歩車分離式だと交差する道の「青信号」で走り出してしまう。こういったケース、
意外に多いということで、白バイなど歩車分離式信号で待ち構えているケース増えてきた。御注意を。

 続く