私が知る限り豊田章男社長は「調子に乗る」ことを好ましくないと考えている。人に助けられないと物事は動かない、ということ。
このあたり、マキネン監督も理解しているような気がする。だからドライバーを北欧勢で固めず、来シーズンからイギリスを加えたのだろう。
すでにトヨタのポジションは多少のことなら許される新人じゃなく、周囲に気を遣うべき成人となった。
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上の碑は開高健さんの「Noblesse Oblige」 ttps://kotobank.jp/word/ノーブレスオブリージュ-596638 (位 高ければ、努め多し」です。
モータースポーツに置き換えると「単に勝つだけで無くみんなで盛り上がれるよう配慮しなければならない」。強ければ強いほどです。
それを日本サイドでも理解しなければいけません。という気持ちを持てれば2020年の開催は可能だと思う。様々な意味で敬愛される存在になった方が良いと考える。

繰り返す。皆さん「やっかみ」と誤認識しがちな「ノブレス オブリージュ」を理解出来れば、日本はもっと存在感のある国になる。
2020年のWRCカレンダーに日本が載るかどうか、関係者にとっての通信簿です。