体重65kgで車重を12kg→10kgにしたとして2.7%の軽量化。

ただしサイクリング全行程で2.7%の違いがあるかというと、そうではなくて
実際には平地巡航している区間があるからそこでほぼプラマイゼロの区間がある。
だから仮に100kmをサイクリングするとしても、巡航や惰性で走っている区間が仮に50kmあるならば
それはさっぴいて考えなくちゃならん。
(これに必要なのが、巡航で重量が影響しない話)

また坂を上っている間は平地の要素に加えて2.7%のエネルギーが余分に必要になるが
ブレーキかけるまでもない小さなアップダウンなどでは下りで相殺されてほぼプラマイゼロで考えられる。
(これに必要なのがエネルギー保存の法則+αの話)

そうやってほぼプラマイゼロの区間を省いて考えると、結局はブレーキかけて損失したエネルギーを
再び与えて加速させる区間のみで考えることになる。

つまりは全体としては、その差は2.7%全部ではなくて、「最大」で半分の1.35%
(全工程が加速とブレーキによる減速の繰り返しだとして)


全工程が加速とブレーキによる減速の繰り返しというコースはまず無いから、
全体としてはもっと低い0.5%とか0.3%とかになると思う
(もちろんコースによって全然違うし詳しい数値の計算はすごくめんどくさいと思うので俺は嫌だ。
ざっくりでそんくらいじゃないかと思うくらいで)。

あとはその差0.5%や0.3%(暫定値)を大きいか小さいかと言う話。
レースならタイム0.5%縮められたなら、同等のライバルより数センチメートル前でゴールできて嬉しいと思う。
サイクリングなら4時間として、それが0.5%減って、1、2分速く目的地に着いても微妙。

つまり、空気抵抗の軽減に比べて、軽量化の効果は非常に小さいことがわかる