黒柳徹子の「窓ぎわのトットちゃん」が初めて映画化され、アニメーション映画として2023年冬の公開を目指して製作中であることが発表された。あわせて、トットちゃんを描いたスーパーティザービジュアルも披露されている。
「映画ドラえもん」シリーズの八鍬新之介が監督・脚本、「映画ドラえもん」シリーズ、「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」の金子志津枝がキャラクターデザインを務め、アニメ「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」で知られるシンエイ動画がアニメーション制作を担当する。
「窓ぎわのトットちゃん」は、第二次世界大戦が終わる少し前の激動の時代を背景に、黒柳の子ども時代を綴った自伝的物語。1981年に発売され、日本で800万部、20以上の言語で翻訳され2500万部を突破する世界的ベストセラー作品だ。表紙絵・挿絵にはいわさきちひろの作品が使用され、第5回路傍の石文学賞、ポーランドの文学賞・ヤヌシュ・コルチャック賞を受賞している。