漫画のようなシナリオを視聴者視点で。
巨大な壁で区画された世界で洗脳教育を受けながら飼育される子どもたち。
教室では授業が行われており生徒は些細な過失で即射殺されていた。
銃声の2秒後ぐらいに泥を落としたような音。
疑問を感じた4人が脱出を企図し成し遂げる。
逃避行の途中で仲間が病に倒れたり家畜管理外にある“市民”の協力者に助けられたりしながら
海に辿り着く。
波打ち際の砂の中に棲息しているドジョウのような魚を数十匹捕獲し生のまま出汁に入れて食う。
着流しの歌舞伎役者のような面体の男が弓をつがえながら現れ、討手の襲撃かと思わせたが、
子どもたちを見るなり表情から気迫が抜け、弓矢を降ろすと去って行った。