●安倍三選は固い

安倍政権の支持率は依然3割台だが再選濃厚と見る。
自民党の勢力図を考えると、細田派・麻生派・二階派・安倍・菅系無所属議員ら
主流派の議員数が230人を超えている。
これは党内の6割以上を占めており、岸田・竹下派の協力がなくても、安倍が当選できる水準だ。

また支持率を落とす原因となった森友加計問題で、
岸田・石破・野党が致命的なミスを犯したせいで、支持率は何とか底をついた。

野党は、国会審議拒否をやったが、国民の支持を得られる可能性がほぼ0%の愚策だったし、(>>187)
空白の時間をつくったせいで、世間の熱が冷めてしまった。

また岸田・石破は、財務省の公文書改ざん問題に対して、
適切な法改正や歳入庁の導入、消費増税の先送り、
当該官僚の処分などを提言すべきであったが、結局何も動かなかった。
2人とも財務省にコントロールされていて、自分をどう国民の売り込むか、わかっていない。

特に石破の発言は、政治家ではなく評論家で資質そのものに問題が有る。

以上のように自民党の内部事情や安倍を脅かす存在の不手際によって
安倍の三選は固くなってきたように思える