宗教にハマった両親に育てられた男 [無断転載禁止]©2ch.net
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俺のスペック19高卒 現在ニート
産まれたときから既に両親は宗教をやっていた。名前はエホバの証人
当然俺も当たり前のように宗教教育を受けた。
そしてその信者達の間で育った。
エホバの証人の教えでは暴力、性的な物、霊的な物、など色々なものがNG。当然他の宗教を学ぶのももってのほか。
息をするように、俺にとってはそれらの全てが当たり前だった。 エホバって毎週末しつこいのよね。
断っても断ってもくるの。
ノルマとかあるの? 父はその組織の中ではいわゆるエリートだった。当然その周りにもエリートがほとんどだった。エホバの証人は週に2〜3回、集会という集まりに参加しなければならない。内容は聖書や、聖書を解釈した本などの勉強会みたいなもの。
正直、子供の俺には全く意味がわからなかった。エホバが神様の名前でイエスがその息子。
そしてその敵対者がサタン。いわゆる悪魔。
この時点では、まだ何とかわかった。
でも本当に恐ろしいのは、それらが存在してそして実際に人間に関わってると、マジで信じ込んでいることだった。 セックスは結婚してる人達しかできない。
ほんとわけわからないよ。
レス遅くてすまん。何しろはじめてスレ立てたから。 セックスは結婚してからだろ
そんなもんは宗教関係ないぞ! ちなみに一般の信者はノルマとかありません。
恐らくしつこいのは、開拓奉仕者っていう人達です。月に70時間やらないといけません。 話に戻ります。まず信者になるにはバプテスマという儀式をしないといけません。そしてバプテスマを受ける前に補助伝道師?みたいなものにならないといけません。僕を含め多くの子供たちが補助伝道師になりました。注目を集めるために。 補助伝道師になった俺は、親と一緒に伝道いわゆる宗教勧誘を始めました。当時の俺は10歳。ほかの人より特別になった気分でした。
でもやっぱり親に逆らうと殴られたり痣ができるまでベルトで叩かれたりと、嫌な思いもありました。 でもやはり徐々に成長していくにつれて、周りの普通の子供達のように暮らしたいと思うようになりました。クリスマス、誕生日、七夕、初詣、節分、これら全て禁止されていました。 次第に俺は宗教に疑問を持ち始めました。
彼らの教えによると世界で起こっているすべての悲しみは、神であるエホバが悪魔サタンに自分より上手く支配できるか、試させているためであり、いずれ時が来たらサタンを滅ぼすということです。俺はなんと身勝手なことだと思いました。 悪魔に自分より上手く支配できるか試させているせいで、多くの人が死んでいる。苦しみがあるのに、いずれ楽園という所で死んだ人を復活させるから大丈夫だよ…という教えが本当に自分勝手だと思い、次第に宗教に対する熱が覚めていきました。 そしていざ、辞めようと両親に話したときから俺の戦いが始まりました。
宗教とは関係なく、俺には当時好きな人がいました。でも彼女はいじめにあい、自殺してしまいました。当時俺は13歳。 彼女が死んでから、程なくして俺はうつ病になった。でも、俺の両親、特に父が俺がおかしくなったのは悪魔に乗っ取られているせいだと、言ってきました。 俺は彼女が死ぬ前に宗教を辞めると言っていたので、宗教を病めるのは悪魔に乗っ取られているなど、おまけに鬱でおかしくなっていたので
よけい、俺が悪魔に乗っ取られていると思ったのでしょう。 文章下手ですみません。
話に戻ります。程なくして俺は自殺を図り、病院に連れていかれた。そこでようやく両親は俺がうつ病になっていたとわかった。
彼女が死んでから二ヶ月後のことです。 うつ病になってからも両親に宗教を辞めたいと話を続けました。そこで母から辞めていいと認められました。しかし父はいまだに許してくれませんでした。当然、悪魔と呼ばれ続けました。 鬱になってから半年。俺は完全な引きこもりになっていた。当時の俺は幻聴がひどくてろくに睡眠もとれなかった。中学にも行けなかった。
でも相変わらず、父からの悪魔呼ばわりや、時々の暴力は続いた。質の悪いことに、父はえらく外面がよかった。 それから一年後の中学3年。ようやく幻聴も治まり、徐々に回復していった。受験生だったから勉強もした。担任からは県内にお前が受かる学校はないと言われたが、必死に勉強して、次の春に高校生になることができた。 そんな高校に入る前の春休み、父が俺に謝罪をしてきた。「必死に勉強して普通の人のように生活ができるようになった。そんなお前を悪魔と呼び続けたことを謝罪させてほしい」とのこと。俺は戸惑いながらも、父が俺にこんな事を言ってくれたことが嬉しかった。そして和解できた 父と和解できても、やはり宗教を辞めさせてくれなかった。でも昔ほどしつこくなかったので、あまり気にしなかった。そして高校を卒業したら宗教を辞めていいと許可が出たから、俺はとにかく嬉しかった。俺は部活に入り、そこそこ高校生活を満喫した。 高校3年になり、進路を選択する時期が来た。
父から、経営してる会社の跡を継がないかと誘いが来た。当然宗教も辞めていいとも。当時の父はだいぶ歳をとっていた。何故か俺はそんな父の姿に哀れみを感じた。そして俺は父の会社を継ぐために夏休みから仕事を始めた。 俺は必死に仕事を覚えた。そして高校を卒業した。高校を卒業すると同時に宗教のお偉いさんの方々を呼んで、辞める旨を伝えた。相手はあっさりと認めてくれた。俺の考えをはっきりと伝えたから、ムダだと思ったみたい。
こうして新たな生活が始まった。 卒業式の次の日から仕事を始めた。その日は県外出張で一日に3県回った。仕事は大変だったけどいずれ会社を継ぐ考えるだけで気合いが入った。余談だか、当時見つけた趣味は漫画やアニメ、音楽だった。宗教やってたときに全て禁止されていたことだった(笑) 俺がしていた仕事には資格が必要だった。そして試験はその年の秋だったから、仕事をしながら勉強した。そして試験日の9月。最高の状態で試験に臨んだ。ここまではなにもかもが順調だった。 試験会場は県外だった。俺は無事に試験を終えて家に帰った。そしてその一週間後のある夜。母が部屋に入ってきた。「あなたが、持っている漫画、音楽、アニメ全て処分しなさい。あなたには悪魔が取り憑いてるわ」と言った。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています