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身体的な運動は、あなたの脳のためにできる最善のものの一つです。運動すると、新たな脳細胞が造られ、脳細胞の老化を遅くし、脳への栄養素の流れが改善されます。
また、ドーパミンレベルが向上するだけでなく、セロトニンおよびノルエピネフリンといった「幸せホルモン」呼ばれる神経伝達物質が増えるのです。
有名な精神科医学博士ジョン·レイティの著書、スパーク:運動と脳の革命的な新しい科学という本では、広範囲に物理的な運動が脳に及ぼす効果を示されています。
博士は、運動すると新しい脳細胞のレセプターが増えることによってドーパミンのベースラインのレベルがあがることを発見しました。
ランナーズ・ハイという言葉を聞かれたことがあるかもしれません。何とも言えない爽快感、高揚感を感じることですが、これは、βエンドルフィンだけでなくドーパミンの作用でもあります。
でも脳の機能を強化するためにそこまで激しい運動をする必要はありません。
散歩や、ヨガ、太極拳、気のような動きの激しくないものでも十分に益があります。