>>485
「アニメや漫画は、子供が親に隠れてこっそり見るものであり、大人(成人)になればアニメはさっさと忘れなさい」と主張している。富野作品中でも、そのようなテーマを打ち出しているものも多い。
そのため、40歳を過ぎようとしている「大人」が、自身の代表作『機動戦士ガンダム』に熱中していることを嘆き、ドストエフスキーやゲーテなどの世界文学や、『徒然草』や『奥の細道』など古典を大人は読むべきと唱える齋藤孝に共感し、対談を申し込んだこともある。
この対談では『機動戦士ガンダム』は娯楽に過ぎず、人生の指針や教訓になるような大そうなものではないし、そのようなものはないと結論している。