「地球を完全に寒冷化するには、もうひとつぐらい隕石を落とさなければ無理だ。しかし、月の軌道内の石っころはすべて連邦軍が管理している。だからさ、スウィートウォーターをネオ・ジオンの領土に承認させて」
「勿論です。地球連邦政府は、フィフス・ルナがラサに降下する前に移動いたしまして、公の効力を持つものを用意いたしました」
「当方の条件を承認していただければ、小惑星アクシズをネオ・ジオンに譲渡いたします」

連邦政府がシャアネオジオンと本気で取り引きする気になったのはフィフス落としがハッタリではなく実行されて以降
国土のないネオジオンは連邦政府への実力行使と金塊という懐柔策で領土とアクシズを手に入れて武装解除してから国家として認めてもらおうと(表面上)していた訳でやはり国家以前の武装組織でしか無い