三日月にこのスレのヒイロやフリットのように漫画家にならないか聞いたところ
無理という答えが返ってきた。
なぜかと俺が尋ねると意外な言葉が返ってきた。
三日月によれば読み書きができないかららしい。
なるほどと思った俺は三日月に言葉を教えることにした。

「ぷに」

 と、紙に書いた俺はこれで三日月と読むと言った。
続けて……。

「ぱん」

 と、紙に書いた俺はこれでオーガスと読むと言った。

「ぷにぱん」

 これこそが三日月=オーガスの名前だ。
こう書くと三日月=オーガスと読める。
三日月は驚くと同時に俺にお礼を言った。

 なお、俺がついた嘘はすぐにキャスリンの知るところとなり
キャスリンパンチの餌食となった。
俺は今、キャスリンパンチのふっ飛ばしによって元いた地球から
火星へと飛ばされながら日記を書いている。
ん? 俺の涙か……。