◆間違いを指摘しても誤魔化しパネルを使い続けた維新

今回、大阪維新は「都構想」に対する賛否を争点として掲げているが、
2015年の住民投票ですでに市民の判断は示されているし、そもそも「住民投票は1回しかやらない」
「最後のチャンス」と何回も言っていたのは維新である。それに騙された大阪市民もいたようだが、
案の定、嘘だった。

大阪維新の目的は、政令指定都市である大阪市を潰し、その財源を利用することである。
橋下徹も「大阪市が持っている権限、力、お金をむしり取る」(「読売新聞」2011年6月30日)と言っているが、
大阪市民はカネも自治も失い、行政サービスも低下する。維新が拡大すれば、大阪市は消滅する。
法定協議会の資料にも大阪市のHPにもそう書いてある。

◆最後まで嘘を突き通る維新を許すな
しかし、大阪維新は『(大阪市の)土地や街並みがなくなるわけじゃない』とバカバカしい喩えで誤魔化そうとする。
連中は大阪の住民を完全にバカにしてるのだ。松井は「制度を見直すだけで、大阪市がなくなるというのは印象操作」などと言っていたが、印象操作をしているのは松井である。
大阪維新は最後まで嘘をつきとおす算段なのだろう。そして大阪の住民を騙し、選挙を乗り越えたら
「信任を得た」「お墨付きをもらった」と言って、大阪市という巨大都市を解体するのだろう。
こうした手法が全国に拡大すれば、どうなるのか?

まだ間に合う。悪の拡大を防がなければならない。