21世紀に誕生した新たなる王者、それがGLOBAL HONORED CROWN(通称GHC)である。
直訳すれば"地球規模の崇高なる王位"。ただ強さだけを追い求めるのではなく、レスラーとして、1人の人間としてより完成された王者を目指し、己を磨き上げていく。
つまり向上心なきものはその座に値しない、まさしく崇高なる王位なのである。
ベルトのデザインは文字通り地球を中心のシンボルとして配置し、下の部分にはプロレスリングNOAHのイメージともいえる荒波、上部の左右に2匹の一角獣が見守り、中央に王冠が位置されている。
この一角獣は中世ヨーロッパの物語に出てくる想像上の生き物であり、大変誇り高く、かつ荒々しく獰猛といわれ、この王座を狙う屈強なるレスラーの面々に例えればピタリとはまるかも知れない。
いずれにせよ、真の王者を目指して繰り広げられる今後の防衛活動に男たちは苦闘の連続を強いられることとなるだろう。
しかしそんな戦いを経験してこそ、王座の権威というものは高まっていく。そして権威が高まっていけばそれと同時に、王者としても心身共により自分を磨き上げていかなければならない。