『武藤の引き立て役として参戦してくれ』
と言われても
金さえ貰えれば素直に応じてきっちり仕事をする、ある程度の格もあるレスラー層がある
それは外人レスラー
素人同然の相手の負けブックでも忠実に仕事をこなすビガロのように
外人選手はリング上での名誉よりもビジネスの方を重要視する

だからワカマツとナガサキは、最初から外人レスラーをブッキングして
国内で興業をやる団体を作れば良かったんだよ

当然、長く海外にいた武藤ゆかりの選手も多くなるから、その流れで
武藤は移籍しての入団ではなく、外人と同じ枠での参戦
つまり“引き抜き”ではなく“ブッキング”と言う形にすればリングに上げる事もできた
やがて小うるさい長州もおらず、海外でやってきた事を伸び伸びとできることに
居心地の良さを感じ始めた武藤が自ら移籍に踏み込む...
なんて流れになってたかも知れないし