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アントニオ猪木が、曙と闘魂スパーリング! 公開練習でタップを奪う非情な攻めで、ホイス戦の極意を肌で伝えた。
大みそか「Dynamite!!」(大阪ドーム)でホイス・グレイシーと総合格闘技ルールで戦う曙が23日、
横浜市鶴見区の和術慧舟會TIGER PLACEで、公開練習。同試合の立会人を務める猪木から直接指導を受けた。

 パンクラスランカーの岡見勇信とのスパーリングでは、グラウンドからの素早い立ち上がり、
パスガード、タックル潰しなど、軽快な動きを見せた曙だが、「ヨシッ」の掛け声とともに、
猪木が直接指導すると状況は一変。これまで数多の巨漢レスラーと対戦経験を持つ猪木が、曙をコントロールし、
下からの横三角絞めを極めると、顔を真っ赤にした曙は速攻タップ。「猪木さん、強すぎる……」と舌を巻いた。
 
リアル“猪木−アリ”状態も曙を興奮させた。「テレビでイノキvsアリ戦を見た」という曙に、
グラウンド状態の猪木が下からアリキック。さらに必殺のチョークスリーパーでは
、「首が折れるかと思った」と曙は苦悶の表情だ。

 身を持って戦いの厳しさを伝えた猪木は「まだ大きな体を活かしきれていない」と曙に
体重のかけ方を指導。さらに下からの動きでも「オレはちょうどホイスと同じ体型。コントロールされる
前にベェーッと跳ね返せ」と独特の表現で、ホイスのペースにつきあわないようアドバイスした。
 
元横綱の力を体感した猪木は「バーベルを上げるパワーじゃなく、格闘技のパワーがある」と曙の地力を評価し
ながらも「あとはスタミナが必要」と課題を指摘。「相手は疲れさせようとするはず。自分のフットワークで行け」と相撲のすり足、突っ張りを活かすことを進言した。
 猪木から闘魂を伝授された曙は、「1カ月ちょっと練習して相当、自信があったけど、今までやってきたことと違う。
猪木さんが(ホイスと)やれる」と頭を垂れると、「短期決戦がベスト。とにかく勝ちたい。恥ずかしくない試合をする」とあらためて闘志を燃やした。



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