猪木「結局、自分を高く売ることばかり考えてたんですよ。
プライドの高さをそのまま即ギャランティとかに結びつけちゃう…
プロですからそれは当然構わないんだけど、ちょっとそのやり方が度を越してたね。
こっちが『よし、今日は徹底的にやるぞ!』ってテンションを高めているときに、
直前になって突然、『試合をやらない』って言い出すんだから…。
これから闘おうってときに、俺が控え室まで乗り込んだこともありましたよ

本当のところは結局わからなかったけど、
人をどうしても信じられないという精神的なベースだけじゃなくて、
彼自身もコントロールしきれない分裂症的な部分もあったんじゃないかと思うんだけどね」