以前、テレビの笑福亭鶴瓶との対談で猪木が力道山について語っていました。
猪木は力道山が刺される日までは
「ことある毎になぐられるのでうらみをもっていた。」と話しました。
巡業が終わって帰ってきた日、力道山が刺された日の昼間に
大相撲関係者と力道山がマンションでお酒を飲んでいた。
合宿所に一人でいた猪木も
力道山のマンションに呼ばれ、かけつけ3杯飲まされた。
そのとき、大相撲の親方が猪木に向かって「こいつはいい顔しているね。」
力道山もにっこり笑ってうれしそうに「そうだろー」と言った。
その言葉に猪木はすくわれたと語ってました。
それまでは自分の事をどう思ってるかわからなかった。
自分に目をかけてくれると思った。
「怖い存在は人間には必要。
力道山が亡くなってからも永く怖い力道山の夢を見たが最近は見なくなった。
笑っている力道山の夢を見るようになった。」