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G7 安倍首相 途上国の女性支援に220億円の支援表明
2018年6月10日 14時27分

カナダで開かれているG7サミットは、最終日となる2日目の10日、ジェンダーの平等などをめぐって首脳間の討議が行われ、安倍総理大臣は、発展途上国の少女や女性に対する質の高い教育や人材育成のため、
日本円にしておよそ220億円の経済支援を行うことを表明しました。
カナダ東部ケベック州のシャルルボワで開かれているG7サミット=主要7か国首脳会議は最終日となる2日目を迎え、安倍総理大臣ら各国首脳は、ジェンダーの平等や女性の活躍をめぐって討議を行いました。

この中で安倍総理大臣は「日本は2億ドルのコミットメントを発表する。
女性の参画やリーダーシップの推進は多様性をもたらし、組織や社会を成長させる」と述べ、発展途上国の少女や女性に対する質の高い教育や人材育成のため合わせて2億ドル、日本円にしておよそ220億円の経済支援を行うことを表明しました。

そのうえで安倍総理大臣は「日本は2国間援助やユニセフ=国連児童基金などを通じて、難民を含む紛争影響国の女性に対する安全な学習環境を整備し、質の高い教育実施を支援している。
女性の活躍推進をアベノミクスの成長戦略の中核に据え、日本社会の活性化を図ってきており、さらに続けていきたい」と述べ、
女性が輝ける社会の実現に向けた取り組みを一段と進めていく決意を強調しました。