痴呆の進んだ祖母に「お母さん」と呼ばれるようになったこと。
最初はびっくりするやら情けないやらで泣きそうだったけど、慣れると結構楽だったりたまにかわいくも思える。
ご飯食べたくないの〜と言ってる時も
「好き嫌いする子はお母さん嫌いだなっ」
て言うとチラチラこっつ見ながら食べるし、ショートステイ行きたくないの〜と言った時も
「お泊まり帰ってきたらフルーチェ(好物)作ってあげようか?」
って言うと
「お母さん迎えにきてね?必ずよ?」
って言いながら行ってくれる。
70過ぎまで剣道教室やってた人とは思えないわ。
私は一貫して「お母さん」だけど、母はお友達のさゆりちゃんだったりやえちゃんだったりする。
父は教室に通ってた問題児のたかしちゃん。