当日輸送:馬を競馬場にレース当日に到着するように輸送するシステム。馬運車から直接装鞍所に移動し、競馬場併設の滞在用馬房には入らない。
滞在競馬:競馬場併設の滞在用馬房に入厩するシステム。当日輸送は禁止で、必ずレース前日までに輸送を完了し、滞在用馬房に入厩しなければいけない。

@当日輸送のみで滞在競馬は禁止
美浦⇒東京
栗東⇒阪神・京都

A当日輸送・滞在競馬ともに認められている
美浦⇒中山(例外的に滞在競馬が認められているようだが、利用する馬はほぼいないらしい)
栗東⇒中京

B滞在競馬のみで当日輸送は禁止
上記以外のパターン全て

このシステム、JRA番組議論スレの連中は誰も知らんかったぞ。
「滞在競馬の馬はどこで調教を行うんだ?」と反論されたが、特に1週間とかそれ以上前から滞在してるような馬は、競馬場の芝コースかダートコースで調教を行うことになる。
競馬場でタイムを取ってるTMはおらず、競馬場で行われた調教の調教タイムは競馬新聞に掲載されないから、競馬場で調教が行われている事実もほとんど知られていない。

「どうせお前もネットで知っただけだろ?」と思われるかもしれないけど、俺は1990年代半ば時点でこのシステムは知ってたよ。
(ただし例外的に認められているらしい美浦⇒中山の滞在競馬は除く)

地方競馬の遠征も基本的には同じシステムと思われる。
当日輸送の馬は交流馬房には入らず、馬運車から直接装鞍所に移動で、前日までに輸送が完了している馬は交流馬房に入厩。