【函館スプリントS】馬場不問の血統適性

◎本命馬
⑬ブトンドール
良馬場であれば、いくら洋芝といえども、開幕週のこのレースは1分7秒台前半に突入することは珍しくない。ただし函館は週中に大雨、そして金曜から土曜の午前中にかけて雨の予報。日曜は晴れそうだが、時計は少しかかるのではないだろうか。

ただ、馬場状態がどうあろうとビッグアーサー産駒の当該コース成績には素晴らしいものがある。まだひと世代だけだが【5-3-4-12】、時計の出方も問わない。

ここには2頭産駒が出てきたが、本命は13番ブトンドールの方だ。52キロの斤量、前走桜花賞組【3-0-0-1】(2013以降の函館施行年)のレース傾向、近2走も着順ほど着差は負けていない走りなど、買い材料は揃っている。母の母父にニジンスキー系が入っているのも、洋芝コースにおいてはプラスとなる。

$お宝馬
⑧リバーラ
かつて当該コースで函館2歳Sの連対馬を複数出し、函館スプリントSでも2着馬シュウジを出しているキンシャサノキセキ。近3年の当該コースでは【3-8-4-43】と勝ち切れなくなってきたが、この出走回数の多さながら複勝回収値は111円あって、それだけ人気薄が、特にヒモで来ているということを示している。

この馬は蹄を痛めて桜花賞を回避したが、すぐにここを目標に復帰することを決めてじっくり調整されており、いきなり勝負になっていい。距離こそ違え、ファンタジーSではブトンドールの小差2着。ブトンドールから入るならぜひ買っておきたい馬だ。

上位評価
①トウシンマカオ、⑮キミワクイーン

押さえに
⑦ジュビリーヘッド、⑯カルネアサーダ、⑩テイエムトッキュウ、⑭ヴァトレニ、⑤ヴィズサクセス