【アメリカJCC】今週もまた祭りの響き
◎本命馬
⑩ガイアフォース
先週の京成杯で鮮烈な勝利を飾ったソールオリエンス。まさに今、中山芝中距離ではキタサンブラック産駒に風が吹いている。底力を要求されるコンディションの馬場、もちろん脚質の強さを活かせるゴール前の急坂。今週の主役もキタサンブラックだろう。同産駒ガイアフォースが本命だ。

戦績は今更解説不要だろう。新馬戦ではドウデュースと接戦し、セントライト記念ではアスクビクターモアを掴まえた。菊花賞は距離適性で及ばず大敗したが、この舞台なら話は違う。

近親には弥生賞馬フサイチゼノン、スプリングS馬アグネスゴールドがいる牝系で、中山中距離適性の裏打ちは父のみならず母方からも明らかだ。人気でも逆らえない。

$お宝馬
③ブラックマジック
現状、オープン特別レベルでも勝てていないし、格はかなり見劣る。しかし特殊形態ともいえるこのコースでの実績は高く、迎春Sではウインキートスを封じた。

全兄姉たちをみると、牝馬なら芦毛、牡馬なら黒鹿毛に出る配合で、全兄には志半ばで散ったグレートマジシャンもいる。と見れば広いコースでこその気もするが、それ以外の兄姉の大半は中山実績が豊富。スタミナ十分で荒れ芝も合っている。ドイツ牝系の底力が発揮されやすい馬場状況でもあり、今回に限っては複穴の資格ありとみたい。

上位評価
⑨エヒト、④ノースブリッジ
押さえに
⑥ユーバーレーベン、⑪エピファニー、⑤バビット、①レインカルナティオ