【中山金杯】新たな年にふさわしく
2023/1/4(水)

◎本命馬
⑦アラタ
本年も血統トレジャーハンティングをよろしくお願い致します。

毎年難解な中山金杯。騎手保護の観点から斤量規定が変更になったため、例年より重めのハンデの馬が多い点も気になるところだ。

血統傾向、脚質、ハンデ、もろもろ踏まえて最も欠点が少ないとみたのは7番アラタだ。

まず血統だが、当レースでは2015年以降にわかに父キングマンボ系の好走例が増え、去年までの間に6頭が3着以内を占めている。そのうち4頭がキングカメハメハ産駒だ。アラタは同産駒であり、また母の父ハーツクライからも、産駒が近2年で連対している。

2000mの重賞では福島記念2度3着が目立つが、今回と同じ57キロを背負って、札幌記念であのメンバー相手に0秒3差4着となったことは大きい。前前で立ち回れるので、今週からCコースになる馬場の利もありそうだ。

$お宝馬
④レインカルナティオ
こちらはルーラーシップ産駒で、アラタと同じく父がキングマンボ系。近親にシーキングザパール、シーキングザダイヤらがいる良質牝系だ。2ヶ月ぶりにしては本数が少ないが、これはNF天栄で乗り込まれているので心配無用。

4勝中3勝は中山のコーナー4つの距離で決めたもので適性は高い舞台だ。前走から距離を短縮した馬が不振のレースであるのは心配な点だが、人気を考えれば、血統適性だけで複穴に推したい。

上位評価
⑤フェーングロッテン、③ラーグルフ、①マテンロウレオ
押さえに
⑮レッドランメルト、⑧カレンルシェルブル、⑬フォワードアゲン、⑨ヒュミドールと手広く。