>>534
ドリジャ「急げェーーー!走れェー……いや発走前に走ったら疲れるからゆっくり急げェーーーい!!(;゚Д゚)ノシ」
ヴェルト「はーい」パカポコ
オルフェ「態度だけはG1馬級の図太さなんだがなあ……で、自分探しの旅は効果あったん?」
ヴェルト「いやあ叔父さん、それが全然でしたよ」アハハ
オルフェ「ちょ、おま……」
ヴェルト「何処に行こうと、何処に居ようと、自分は自分。何も変わらないんだなあ、って学びました。アスコットでもロンシャンでも、府中でも変わらず走れる馬になるには日々研鑽して走るしかないんですよね、結局」
オルフェ「……深いこと言ってるようで、浅いこと言ってねーか?」
ヴェルト「まあ復帰初戦で重賞勝って、来年には叔父さんを欧州に招待してみせますよ……屈腱炎が再発しない限りは」ニッ
ドリジャ「こるぁーーー!早くパドック周回せぇーーー!ㄟ(゚Д゚;三;゚д゚)ㄏ」フントニモォー
オルフェ「……せいぜい兄貴が泣かねー程度に頑張んな」ポン

ワイワイガヤガヤ

ヴェルト「さーて久々のパドック、観客も戻ってきて騒がしいねえ……」パカポコ
ディーナ「ふんとにもう、めのめのったらでこぽん買ってきちゃって……これはこれで美味しいのだけれど」パカポコ
ヴェルト「ん?」
ディーナ「あら?」

  ( ・ω・)   ('д'  )

ヴェルト「……」
ディーナ「……」

  (;・ω・)   ('д' *)ポッ

ドンナ「なぬ?」