デビュー2戦目で1位入線→失格の憂き目に遭ったソーヴァリアントだが、しっかりと立て直して4戦目で初勝利を手にした。その前走は、スタートを決めて今までにない行きっぷりを披露。レースぶりにも進境がうかがえる。1週前は大野を背に美浦Wで6F84秒0−12秒8(馬なり)。長めから追われたが、シャープな走りで併せた僚馬を一気に突き放した。活発な動きを見せており、状態は文句なしだ。「中間は短期放牧を挟んでいい状態。1週前は無理せず時計が出ていたし、気持ちの面もしっかりしてきた。相手は強くなるが、どこまでやれるか楽しみです」と大竹師。皐月賞出走には権利獲得が絶対条件だが、血統的にも期待の大きな一頭。好メンバーがそろった一戦でも素質は引けを取らない。

問題は馬場だけク