>>438
かねがね事実。

1994年のダート番組改革以前のダートのオープン特別の賞金別定(というか賞金別定のオープン特別全般)は、
旧年齢の4歳の古馬混合(5月の東京/阪神開催以後)〜12月までは
「4歳53kg、5歳以上55kg、牝馬2kg減・収得賞金4歳1100万円、5歳2200万円、6歳以上3300万円を1100万円超えるごとに1kg増」
もしくは、
「4歳53kg、5歳以上55kg、牝馬2kg減・収得賞金4歳1600万円、5歳1900万円、6歳以上2200万円ごとに1kg増」
(オープン特別ではないが当時の根岸ステークスやウインターステークスもこの条件)
のいずれかで、5歳1月以後は
「5歳54kg、6歳以上55kg、牝馬2kg減・収得賞金5歳1100万円、6歳2200万円、7歳以上3300万円を1100万円超えるごとに1kg増」
もしくは
「5歳54kg、6歳以上55kg、牝馬2kg減・収得賞金5歳1600万円、6歳1900万円、7歳以上2200万円ごとに1kg増」
のいずれかという条件だった。

特に
「4歳53kg、5歳以上55kg、牝馬2kg減・収得賞金4歳1100万円、5歳2200万円、6歳以上3300万円を1100万円超えるごとに1kg増」
「5歳54kg、6歳以上55kg、牝馬2kg減・収得賞金5歳1100万円、6歳2200万円、7歳以上3300万円を1100万円超えるごとに1kg増」
の条件は当時の賞金を考えたらオープン特別1勝ごとに+1kgになり、重賞1勝ごとに+2kg(重賞2着でも高確率で+1kg)になる。

考えてみ?
オープン馬がオープン特別を1勝するごとに+1kg、重賞を1勝するごとに+2kg、重賞2着でも高確率で+1kgで、引退するまで減量は一切ない。
当時のダートのオープン特別や重賞には定量戦や馬齢戦や当時上限59kg(今は58kg)だったグレード別定は一切なく、ダートグレードもなかったから、JRAのダート路線には(地方競馬に移籍する以外の)逃げ道がない。
そりゃ60kg超える斤量を常時背負わせれるようになったダート馬は芝路線に行くって。