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馬頭観音「あまり声を大にしては言えぬことだが、悟りを開くことは宇宙の真理を悟ること。時と空間もまた、宇宙という膨大なる曼荼羅の……」
ウインバ「でもでも、時間と空間を超えてワープするっていうのは宇宙における地球の時間軸と空間軸も超越して移動するってことだからー、科学的にどうやって解決するのかわからないんですけどー?」
馬頭観音「……そなた、どうでもよいことには気が回る質のようだな」
ウインバ「白くて大っきくてすんごい悪賢い後輩がいるんですけどー、彼に比べるとボクなんか全然その比じゃないですよー?」エヘヘー
馬頭観音「で、ご褒美はいらぬのか?」
ウインバ「愛するオルフェくんの所へ行けるなら絶賛頂戴しますぅーーーー!!」ヒシィー
馬頭観音「よいよい、では強く念じよ。オルフェーブルの下へ、誕生日たる日の……」
ウインバ「う〜ん……あ、質問。プレゼントは持ってけないんですかー?」
馬頭観音「一つだけ許そう。大事に抱えておきなさい」
ウインバ「うわーい!んーと、えーっと、11個もプレゼントあるから迷うなあー♪」フンフフーン
馬頭観音「……まもなく〆切るぞ?」ジロリ
ウインバ「ごめんなさーいっ、じゃあこれ!」ヒシィー
馬頭観音「一心に祈り、念じなさい。さすればオルフェーブルの下へ届けてしんぜよう……」
ウインバ「あのー、ちなみにオルフェー“ヴ”ルなんですけどー?」
馬頭観音「喝ァァァァァァッッ!!!!!」ピシャァーン

ウインバ「うひゃぁあぁあぁぁぁ……今逢いに往くよオルフェくぅーーーーーーん……」ムニョォーーン